NHK Gで放送している「世界はほしいモノにあふれてる(略称:せかほし)」シリーズ。
世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。目利きバイヤーに密着したドキュメンタリーには欲しいものや行きたいお店が続々登場。バイヤーさんは誰?場所はどこ?物はどこで買える?と気になります。
残念ながら2021年3月末でレギュラー放送が終了し、不定期放送になりました。特番でも続いてくれるのは嬉しいですね!
世界はほしいモノにあふれてる 北欧スウェーデンSP 愛しきクリスマスをめぐる旅(初回放送:[総合]2024年12月24日(火)22:00〜22:45 再放送:)
MCは俳優の 鈴木亮平(すずきりょうへい)さん、歌手の JUJU(ジュジュ)さん、ナレーション(語り、天の声)は声優の 神尾晋一郎(かみおしんいちろう)さん。
バイヤーは Skantique(スカンティーク)代表の 松崎由貴子(まつざきゆきこ)さんです。
番組を参考に、自分で行くときのために気になるお店やスポットをまとめてリストにしてみました。
せかほし最新の放送は NHKBS 2024年12月24日(火)22:00〜22:45「北欧スウェーデンSP 愛しきクリスマスをめぐる旅」です。
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2021年8月27日に三浦春馬さんMC回を含むセレクション DVD & ブルーレイが発売されました。収録内容は こちらの記事 に詳細をまとめています。
2024年11月からの三浦春馬さんMC回再放送スケジュールまとめはこちらをどうぞ!
2024年4月29日放送の 鈴木亮平×イタリアSP ときめく文具と世界遺産の旅 のまとめはこちらをどうぞ!
せかほし|北欧スウェーデンSP 愛しきクリスマスをめぐる旅
2024年4月以来、久しぶりの せかほし。今回は北欧スウェーデンのクリスマススペシャル!
番組のラストの鈴木亮平さんからの大事なお知らせとは何でしょう?
せかほしが贈るクリスマス特別編!舞台は独自のクリスマス文化が息づく北欧スウェーデン。
雄大な自然と、古きモノを大切に受け継ぐ国。
そんな風土にほれ込んだ現地在住バイヤーが、心ときめくアイテムを求めて街から街へ。
森を愛する職人が生み出す「神秘のリース」や、伝説の陶器工房が手がけた「聖なるオブジェ」。
さらに友人宅ではスウェーデン流クリスマス飾りのお手伝い!
番組のラストに、MC鈴木亮平から大事なお知らせも…
せかほし|スウェーデン|松崎由貴子さん|バイヤーさんは誰?場所はどこ?物はどこで買える?
Skantique(スカンティーク)代表の 松崎由貴子(まつざきゆきこ)さんの買い付けの旅に同行取材。
松崎由貴子さん / Skantique(スカンティーク)【スウェーデン】
Skantique(スカンティーク)の代表・アンティークバイヤーの 松崎由貴子(まつざきゆきこ)さんはスウェーデン生まれ、7歳から日本育ち。
2012年に再びスウェーデンに移り、スウェーデン中部ダーラナ地方の手工芸学校で伝統工芸を学びました。
現在はダーラナ地方の Leksand(レクサンド)に住み北欧アンティークを買い付けオンラインストアで販売しています。
探しているのはスウェーデンで大切に受け継がれてきたハンドメイドやアンティークの品々。
日本での展示販売を通してそれらを取り入れたライフスタイルを提案しています。
ものが少ない時代に作られているものは、渾身の思いで作っていると感じられる、と松崎さん。
だからこそ、日常の暮らし装いをそういうもので、ほんの少しでも豊かなものにできたらと思って活動しているそうです。
時々日本で展示販売をされているので、イベント時には現物を手に取って購入できる機会もあるようです。
名前 | Skantique(スカンティーク) |
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住所 | Sparbanksgatan 4A, 793 31 Leksand, Sweden |
WEB | http://skantique.net/ |
営業時間 | 木:13:00〜17:00 |
定休日 | 金〜水 |
せかほし|鈴木亮平さん&JUJUさん&神尾晋一郎さん / スタジオ
鈴木亮平さん&JUJUさん&神尾晋一郎さん / Spankorg(スポーンコリ)【スタジオ】
鈴木亮平さんが Spankorg(スポーンコリ)を背負って「お待たせ!トムテだよ!」との言葉にJUJUさん大ウケでしたね。
松の木で編まれたスウェーデンのカゴ Spankorg(スポーンコリ)。
鈴木亮平さんから大事なお知らせ / せかほし卒業【スタジオ】
2020年10月から番組MCを務めていた鈴木亮平さんがせかほしを「一旦」卒業するというお知らせ。
寂しいですね。でも「一旦」って言ってましたから、きっとゲストで戻ってきてくれますよね。
「旅行記書きました。行ってないけど。」というキャッチコピー、世界遺産検定1級・鈴木亮平さんの世界遺産妄想旅行記。挿絵も鈴木亮平さんが描いています。家にいても旅した気分になれる一冊です。
せかほし|スウェーデンのクリスマスマーケット|エステルビブルク
まずは Julmarknad(クリスマスマーケット) へ。
スウェーデンでは11月の終わりごろから各地でクリスマスマーケットが開かれます。
松崎さんが訪れたのは Österbybruk Julmarknad(エステルビブルクのクリスマスマーケット)。
Österbybruk Julmarknad(エステルビブルクのクリスマスマーケット)【エステルビブルク】
首都・ストックホルムから北へ約100kmほどの町 Österbybruk(エステルビブルク)の Julmarknad(クリスマスマーケット)。
約80軒もの店が出店し、工芸品から食品まで販売されています。
名前 | Österbybruk Julmarknad(エステルビブルクのクリスマスマーケット) |
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住所 | Österbybruks Herrgård, Herrgårdsvägen 1, 748 32 Österbybruk, Sweden |
WEB | https://www.julmarknad.nu/event/julmarknad-osterbybruk/ |
Glögg(グロッグ)/ クリスマスの時期に飲むスパイス入りのホットワイン【エステルビブルク】
クリスマスの1ヶ月ほど前から始まる「アドベント」と呼ばれるキリストの降誕を待ち望む期間。
北欧ではクリスマスの準備をしながら Glögg(グロッグ)と呼ばれるスパイス入りのホットワインを飲むのが慣習となっています。
赤ワインにジンジャー、クローブ、カルダモン、シナモンなどのスパイスを加え温めて作る飲み物。
それぞれの家庭でレシピは異なり、家族や友人とのホームパーティーでジンジャークッキーとともにいただくのが慣わし。
街のクリスマスマーケットでもグロッグをいただけます。
最近はバリエーションが増え、果物のジュースをベースにしたグロックもあるそうです。
松崎さんがお店の方から試飲をすすめられていたのはリンゴンベリー(コケモモ)のグロッグ。
Julbock(ユールボック)/ ヤギをかたどったオーナメント【エステルビブルク】
クリスマスマーケットで見かけたのはヤギをかたどったオーナメント Julbock(ユールボック)。
スウェーデン語で「クリスマスのヤギ」という意味で、農業が盛んだった時代に豊穣を願い飾っていたのが始まり。
もみの木の葉で作ったものが飾られていましたが、一般的にはワラで作ります。
北欧の妖精 Tomte(トムテ)/ クリスマスデコレーション
幸せをもたらすと言われている北欧の妖精 Tomte(トムテ)。
スウェーデンのクリスマスデコレーションの定番となっています。
赤い帽子をかぶり、サンタのような見た目ですがちょっと違うらしい。
古くからスウェーデンでは家の中や家畜小屋にトムテという小人のような妖精がいると信じられてきました。
馬などの家畜の世話をして農場に幸福をもたらすとされていました。
「座敷わらしみたいな感じですかね」と鈴木亮平さん。
「まっくろくろすけみたいな感じですかね」とJUJUさん。
19世紀にドイツやアメリカのクリスマス文化が持ち込まれると、トムテは赤い格好をしプレゼントを運ぶなどサンタクロースと合わさった存在に変化していきます。
一方で、クリスマスイブにはミルク粥をお供えする習わしがあり、神秘的なクリスマス文化が根付いているのです。
スウェーデン、Larssons Tra(ラッセントレー)社製のトムテ。髭のおじいさんタイプから可愛い女の子タイプまであります。
せかほし|ダーラナ地方の手工芸
ストックホルムから列車でおよそ3時間、湖や森など美しい自然に囲まれた Dalarma(ダーラナ地方)。
松崎由貴子さんはダーラナ地方の Leksand(レクサンド)に在住。
インガ・ブリットさん / 苔のフライングリース【ダーラナ地方】
松崎さんが訪ねたのはダーラナ地方の Mora(ムーラ)に住む工芸作家の Inga Britt(インガ・ブリット)さん。
昨年、ボムヒュースという街の秋のマーケットで出会った素敵なリースの作家さんです。
今年の クリスマスリース が欲しいと買い付けに伺いました。
インガさんは20年前から地元の自然素材を生かした作品を作り続けています。
Flying Wreath(フライングリース)というスタイルの作品は天井からつるすことでリースをより立体的に楽しめます。
さまざまな素材を材料にしますが、中でも多用するのがスウェーデン全土の森や湿った場所に自生している Björnmossa(スギゴケ)という苔。
丈夫で大型なのが特徴。根っこが長いものを使用して巻き付けます。
毎年雪が積もる前に森へ採りに行くそうです。
昔はスギゴケは北欧の田舎で日用品の材料として使われていたといいます。
ほうきやドアマットにして至るところで活躍していたのですが、20世紀の工業化とともに人々の暮らしの中から徐々に消えていきました。
ブリットさんはその素材に注目し、新たにクリスマスを彩るリースとして生まれ変わらせました。
時間の経過とともに緑色の苔は茶色に変化してきますが、その変化する姿もとても美しく目を楽しませてくれるのです。
名前 | Inga- Britt Ax Ambrosiusson(インガ=ブリット・アックス・アンブロシウソン) |
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住所 | Allslöjdare, Våmhus, Mora, Sweden |
WEB | https://www.instagram.com/ibaxa/ |
Dalahäst(ダーラヘスト、ダーラナホース)/ 木彫りの馬のオブジェ【ダーラナ地方】
スウェーデンのダーラナ地方で作られる木彫りの馬の置物 Dalahäst(ダーラヘスト)。
スウェーデン語で「ダーラ」はダーラナ地方、「ヘスト」は馬という意味。日本では ダーラナホース と呼ばれることもあります。
スウェーデンの伝統工芸品で、スウェーデンの人たちにとっては密かなお守りのような存在。
400年前に木こりが子供のために作った木彫りの馬が起源。
家庭で子供のために彫られるささやかな玩具だったようですが、いつしか職人の手仕事となり、さまざまな色彩に着色されるようになりました。
最もポピュラーなのは赤い色に伝統的な花模様「クルビッツ」を描いたダーラヘスト。
ダーラナ地方の歴史ある工房 Grannas Olsson(グラナス・オルソン)が有名です。
Grannas Olsson(グラナス・オルソン)のダーラヘスト。
Spånkorg(スポーンコリ)/ かご編み【ダーラナ地方】
せかほし「北欧・最高のファッション&グルメ&インテリア」の回で紹介されていた かご編み も Dalarma(ダーラナ地方)の特産品。
今回紹介されていた Spånkorg(スポーンコリ)は Spån=「薄く裂く」、korg=「かご」という意味。
薄く裂いた松の木を編んで組み上げたカゴです。
1700年頃から農閑期に作られ始め、100年を超えて残るものも出回っているほど丈夫で長持ち。
何度も修理して使い続けるほどスウェーデンの人々の暮らしに根付いています。
北欧に自生する白樺もカゴの材料に使われます。
時間の経過とともに色が変わり味わいが出るのもいいですね。
こちらは北欧製の白樺バスケット。
Second Hand Leksand(セカンドハンド レクサンド)/ セカンドハンドショップ【レクサンド】
Pingstkyrkans(ペンテコステ派教会)が運営する非営利ショップ Second Hand Leksand(セカンドハンド レクサンド)。
週に三日間だけオープンするセカンドハンドショップです。
オープン前からに並んでいるのはいつも同じメンバー。アンティークバイヤーの皆さんです。
ものを大切にする文化があるスウェーデンでは大切に受け継がれてきたハンドメイド品など掘り出しものも集まるといいます。
開店するとものすごいスピードで走り出した松崎さん。最初の数分で1番良いものが無くなってしまうため時間との戦い。
しかし欲しいものは見当たらず、日本からの頼まれものだけを入手。
名前 | Pingstkyrkans Second Hand Leksand(ペンテコステ派教会 セカンドハンド レクサンド) |
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住所 | Övermo Backåkersvägen 1, 793 35 Leksand, Sweden |
WEB | https://www.leksandpingst.se/pmu-leksand |
営業時間 | 火・木:12:00〜18:00、土:10:00~14:00 |
定休日 | 月・水・金・日 |
スウェーデン製のオーナメント。
Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)/ 陶器オブジェ【レクサンド】
1956年〜2003年に陶器製品を製造していたスウェーデン Leksand(レクサンド)の陶器工房 Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)。
裏の刻印が「Rutebo Leksand(ルーテボ レクサンド)」となっていることから、ルーテボ レクサンド と呼ばれることもあります。
スウェーデンの民族衣装を着た可愛らしい男の子や女の子、動物の陶器オブジェ。
温かみのある作風は今でもコレクターに人気のアイテムです。
Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)の陶器。
せかほし|ストックホルムの蚤の市とアンティークディーラー
Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)の陶器のオブジェを探す松崎さん。
首都 Stockholm(ストックホルム)まで足を伸ばして蚤の市で探します。
Hötorget Loppis(ヒョートリエットロッピス)/ 蚤の市【ストックホルム】
Hötorget(ヒョートリエット広場)で毎週日曜日に開催される蚤の市 Hötorget Loppis(ヒョートリエットロッピス)へ。
ヒョートリエット広場では月曜から土曜までは野菜や果物、切り花ななどの屋外市場が開かれます。
日曜日は蚤の市が開催され、アンティークの陶器から衣類までさまざまなものが売られています。
松崎さんはお目当ての Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)の陶器を探しましたが見つかりません。
発見したのはスウェーデンを代表する世界的デザイナー Lisa Larson(リサ・ラーソン)が1990年代にデザインしたエッグカップ。
スウェーデンの陶器メーカー Hoganas Keramik(ホガナス ケラミック)が Påsk(イースター)用のエッグカップとして販売していたもの。
リサ・ラーソンさんは生前 せかほし「北欧・最高のファッション&グルメ&インテリア」の回に出演されましたね。
6個揃って箱に入っている状態のものは珍しい、ということでお買い上げ。
卵を入れても良し、他の食べ物を入れても良し、小物を入れても良し。
使う人の想像力をかき立てる遊び心あふれるテーブルウェアです。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)のエッグカップ。ヴィンテージです。
レーナ・コルムビークさん / アンティークディーラー【ストックホルム】
蚤の市で Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)の陶器のオブジェが見つからなかった松崎さん。
アンティークディーラーの Lena Kolmvik(レーナ・コルムビーク)さんの自宅兼ショールームへ。
30年かけて集めてアンティークなどが部屋いっぱいに並んでいます。
レーナさんと松崎さんとはもう10年来の知り合いなのだそうです。
素敵なものが所狭しと並んでいます。
目に止まったのは1800年代の終わりから1900年代初めの頃のクリスマスツリー用のキャンドルホルダー。
もみの木の枝に引っ掛けられるようになっていて、キャンドルの重さでひっくり返らないようにおもり付き。
電気のない時代は本物のキャンドルを木につけていました。
家の奥の方まで探し続けた松崎さん。
手のひらサイズのちっちゃなルーテボのオブジェを発見。
民族衣装を身にまとった男の子とリースを手に持つ女の子。
裏に TURGUBBE(ラッキーボーイ)と TURGUMMA(ラッキーガール)と刻印してあります。
名前 | Lena Kolmvik(レーナ・コルムビーク) |
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住所 | Vulcanusgatan 10, 113 21 Stockholm, Sweden |
こちらは北欧製の松のバスケット。
せかほし|ダーラナ地方のオークションハウス
Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)の陶器のオブジェを探す松崎さん。
Borlänge(ボルレンゲ)のオークションハウスに競り落とした品を取りに行きました。
Dalarnas Auktionsbyrå(ダーラナ オークションズビラ)/ オークションハウス【ストックホルム】
自宅から数十km離れた、ダーラナ地方 Borlänge(ボルレンゲ)へ。
訪れたのは Dalarnas Auktionsbyrå(ダーラナ オークションズビラ)という Auktionshus(オークションハウス)。
毎回2000点もの出品があり、ネットや電話で入札することもできます。
松崎さんは欠かさず出品状況をチェックしてるそうです。
クリスマスにぴったりの逸品を競り落としたという松崎さん。
落札したのはルーテポのオブジェ。
Julkrubba(ユールクルッバ)というイエス・キリストが誕生した場面を描いたもの。
馬小屋で生まれたばかりのイエスをマリアたちが優しく囲む可愛らしいセット。
生まれたてのイエスは親指の爪ほどの小ささ。
全てのパーツが欠けることなく揃っています。
松崎さんもここまで残っていたのがすごく嬉しい、と喜んでいました。
名前 | Dalarnas Auktionsbyrå(ダーラナ オークションズビラ) |
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住所 | Häradsvägen 24, 784 34 Borlänge, Sweden |
WEB | https://www.dalarnasauktionsbyra.se/ |
営業時間 | 火木:9:00~12:30, 13:30~18:00、金:9:00~12:00, 14:00~16:00 |
定休日 | 月水土日 |
Rutebo Keramik(ルーテボ セラミック)の陶器。
せかほし|グスタフスベリの陶芸
松崎さんは陶磁器の街 Gustavsberg(グスタフスベリ)へ。
キーナ・ビョルクルンドさん / 陶芸家 / 白い陶器の皿【グスタフスベリ】
陶磁器の街 Gustavsberg(グスタフスベリ)。
1825年創業のスウェーデンを代表する食器ブランド Gustavsberg Porslinsfabrik(グスタフスベリ製陶所)はこの街にただ一つ残る老舗の食器工房。200年間変わらず昔ながらの製法にこだわりながらものづくりを続けています。
北欧を代表する食器デザイナー Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)や Larson(リサ・ラーソン)が在籍していたことでも知られています。
せかほし「北欧・最高のファッション&グルメ&インテリア」の回でも紹介されていました。
グスタフスベリ製陶所には大量生産ラインとは別に G-Studion(Gスタジオ)という部門があり、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンを含む100人以上のアーティストと職人が在籍していました。
Gスタジオは1942年〜1993年にグスタフスベリ製陶所の一部門として稼働していましたが、その後も製陶所と独立した組織 G-studion Ateljéförening(Gスタジオ協会)としてアーティストたちのアトリエを運営しています。
松崎さんが訪ねたのは陶芸家の Kina Björklund(キーナ・ビョルクルンド)さんのアトリエ。
ストックホルム在住のキーナさん約32年前に本格的に陶芸を始め、現在はグスタフスベリのGスタジオ内にアトリエを構えています。
キーナさんの独創的な作品は高く評価されていて、過去2回ノーベル賞の晩餐会で使われています。
キーナさんが作る白い釉薬を使った陶器の器。一点一点手で成形しています。
浮かび上がる美しい模様は蚤の市やアンティークショップで集めてきた古い家具や調度品の装飾パーツを押し当てて付けたもの。
かつて誰かの生活を彩った食器の持ち手の部分や鍵穴の模様が写し取られ、白く繊細な器に生まれ変わり、また誰かの生活を彩ります。
名前 | G-studion Ateljéförening(Gスタジオ協会) |
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住所 | Chamottevägen 5-6 & Tyra Lundgrens väg 23+25, Gustavsberg, Sweden |
WEB | https://gstudion.se/ |
Gustavsberg Porslinsfabrik(グスタフスベリ製陶所)、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)デザインのプレートとカップ&ソーサー。
せかほし|ダーラナ地方の友人宅でクリスマス準備
松崎さんはダーラナ地方に住む友人宅で クリスマス準備 のお手伝い。
マルガレータ・ビョルクルンドさんの自宅【ダーラナ地方】
松崎さんはダーラナ地方・Sätra(セトラ)に住む Margareta Björklund(マルガレータ・ビョルクルンド)さんの自宅 へ。
マルガレータさんは陶芸家の Kina Björklund(キーナ・ビョルクルンド)さんの双子の妹。
12年前、松崎さんは通っていた学校のショップで働くマルガレータさんと出会い意気投合。アンティークの買い付けにも一緒に行く仲になりました。
実はマルガレータさんとキーナさんのお母さんが松崎さんが住むアパートの大家さんでした。
マルガレータさんとキーナさんが生まれ育った家にお母さんが住んでいて、その2階を松崎さんに貸していたのです。
マルガレータさんたちのお母さんは松崎さんも3人目の娘のように可愛がってくれたのですが2018年に亡くなられました。
今でも松崎さんはそのアパートに住み、マルガレータさんの家にも遊びに行っています。
まずはクリスマスツリーの飾り付け。
ツリーのオーナメントは古いもの好きなマルガレータさんが40年かけて集めたもの。
子供の頃の両親からのプレゼントに付いていたメッセージカードもツリーに飾ります。
今は亡くなってしまった父と母の名前が書いてあって一緒にクリスマスを過ごている気分になれるのです。
キーナさんとマルガレータさんの娘のハンナさん、マルガレータさんとキーナさんの兄・アンダッシュさん、マルガレータさんのパートナー・ステファンさんも集まり、一足早いクリスマスパーティー。
お皿はもちろんキーナさんが作った白い陶器。
スウェーデンのクリスマスには欠かせないというキャンドルの明かりも灯しました。
クリスマス料理はスウェーデン伝統の Julbord(ユールボード)というビュッフェ形式。
「サーモンマリネのオーブン焼き」や せかほし「北欧・最高のファッション&グルメ&インテリア」の回でレシピが紹介されていた「ヤンソンさんの誘惑」などが並びます。
クリスマスの思い出話を語り合ったり、ギターに合わせて歌を歌ったり、幸せな時間を過ごしていました。
Lovi(ロヴィ)の組み立て式 Christmas tree(クリスマスツリー)。14cm、25cm、30cm、50cm、100cm、120cm、180cmあり。ミニサイズをデスクに飾るのもいいですね。
せかほし|音楽 BGM
番組内挿入歌 をまとめました。
オープニングテーマ
オープニングテーマ は JUJUさんの「Remember (The Good Times)」です。
エンディングテーマ
2020年10月からの エンディングテーマ は JUJUさんの「Voice」です。
2023年11月4日放送の 祝5周年!とっておきの旅SP 生放送 のまとめはこちらをどうぞ!
夏のスイス&ドイツSP 美しきオモチャをめぐる旅 のまとめはこちらをどうぞ!
春の英国SP!幸せの花束をめぐる旅 のまとめはこちらをどうぞ!
幸せのスパイス&ハーブをめぐる旅 のまとめはこちらをどうぞ!
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