ここは行きたい!2度目のローマのおすすめスポット

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NHK BSプレミアムで放送している「2度目の旅」シリーズ。
毎回世界のどこかの街で3日間を決まったおこづかいで過ごす充実旅。
ちょっと個性的で、ディープな穴場を巡る旅は毎回とても楽しそうで、わたしも行ってみたい!と思ってしまいます。
2度目のローマ おこづかい5万円で充実旅(初回放送:2016年8月3日)の声の出演は 室井滋(むろい しげる)さん、旅人(食べ人)は 呂敏(ROBIN ろびん)さんでした。
番組を参考に、自分で行くときのためにまとめてリストにしてみました。
イタリアの通貨は €(ユーロ)。1€=118.9円(2016年6月のレート)で計算しています。

紹介されたお店の位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ!
ローマMAP
旧アッピア街道・ネミMAP

2度目のシリーズには フィレンツェトスカーナベネチアミラノシチリアナポリアマルフィ などイタリアの都市の登場が多いです。イタリア好きには嬉しいですね!
2度目のローマ・超ローカル編(初回放送:2018年2月13日)もあります。

ローマのホテルはこちらを参考にどうぞ!

2度目のローマ|ローマで食べる

SAID dal 1923(サイド・ダル・1923)/ チョコレートショップ【ローマ】

甘いもの大好きローマ三越勤務のマッシモ・バレンティーノさんのおすすめのチョコレートショップ SAID dal 1923(サイド・ダル・1923)
中心部から離れた San Lorenzo(サンロレンツォ)にある1923年創業の名店です。
ローマで1番古くて1番大きいチョコレート屋さんですが、観光スポットからは離れているので観光客はあまり行かないエリアです。

サンロレンツォはテルミニ駅の北東のエリア、ローマ・ラ・サピエンツァ大学がある賑やかな学生街です。
第2次世界大戦までは工場が多い地域でしたが戦争中に多くの建物が破壊されてしまったため、戦後の建物が多い比較的新しい街並みになっています。
SAID dal 1923 のショップも元は工場でしたが運良く被災を免れて、現在も昔の雰囲気を残したショップとカフェとして営業されています。

3代目オーナーのカルラ・デ・マウロさんお爺様の工場の技術を守って Cioccolata(チョコレート)をつくり続けています。
ローマの人はどちらかというと濃い味を好むそうで、カカオのフレーバーをしっかり出てすようにしているのだとか。

ショップの奥にはチョコレート・バー(カフェ)スペースがあり好きなチョコレートを選んで食べられます。
チョコ、ケーキ、ドリンクなど約40種類のチョコレート製品があるので迷ってしまいますね。
呂敏さんチョイスは Said オリジナル 特製チョコカクテル(ココナツ リキュールベース)チョコプレート
チョコカクテルはココナツが効いていて最後にほのかにチョコの香りがするそうです。
チョコプレートにはトリュフチョコ、プラリーネ(オレンジ味)、プラリーネ(ピスタチオ味)、グランクルー、など8粒を選んでいました。
チョコプレート & チョコカクテル20.00€(2,378円)です。

マッシモさんチョイスは チョコケーキプレートチョココーヒー
チョコケーキプレート & チョココーヒー14.00€(1,665円)です。
他にもチョコレート・フォンデュ 10.00€(1,189円)などもありました。
SAIDはロンドンのsoho、リバティの近くに支店もあるようです。

名前SAID dal 1923(サイド・ダル・1923)ローマ本店
住所Via Tiburtina, 135, 00185 Roma
WEBhttp://said.it
Instagram@SAIDdal1923
営業時間月〜土:11:00〜23:00、日:11:00〜22:00
定休日夏休み
アクセス電車・地下鉄「Termini」駅から徒歩19分、Tram 3・19「Reti」停留所から徒歩4分
地図ローマMAP 1
名前SAID dal 1923(サイド・ダル・1923)ロンドン支店
住所41 Broadwick St, London W1F 9QL
営業時間月〜土:10:00〜23:00、日祝:11:00〜22:00
定休日不定休
アクセス地下鉄「Oxford Circus」駅から徒歩7分

テルミニ駅から徒歩3分の4星ホテル。電車の旅ならもちろん、空港からの電車レオナルド・エクスプレスやシャトルバスもテルミニ駅に着くので駅近くのホテルが便利。

【閉店】ローマ三越【ローマ】

NHKなのでデパート名は伏せられていましたが、甘いもの大好きマッシモさんは ローマ三越 に勤務。
ローマ三越オリジナルの 真実の口 チョコレート の企画に携わったそうです。
Cioccolato Artigianale Marina 社製、ビターチョコ・ミルクチョコ・ホワイトチョコのアソートで1粒ずつ個包装されているので職場用のお土産にぴったりです。
真実の口 チョコレート(小袋 12粒入り)9.00€(1,070円)です。

テルミニ駅から徒歩5分のローマ三越は休憩室あり、wi-fi無料、トイレが綺麗!というとてもありがたいデパート。
個人的に海外で一番困るのがトイレ問題。公衆トイレが少ないローマで無料でつかえる綺麗なトイレは本当に助かります。トイレをお借りしたついでにお土産も買っちゃいます。
(追記)ローマ三越は2021年7月10日に閉店しました。

名前ローマ三越
住所Via Nazionale, 259, 00185 Roma
WEBhttp://www.mitsukoshi.it
営業時間10:15〜19:45
定休日なし
アクセス地下鉄「Repubblica」駅からすぐ、電車・地下鉄「Termini」駅から徒歩5分
地図ローマMAP 2

フェラガモブティックの上にあるフェラガモの所有のホテル。高級アパートメントに住まうように滞在できます。

Ristorante Roscioli(リストランテ・ロッショーリ)/ 濃厚な味のカルボナーラ【ローマ】

ローマは Carbonara(カルボナーラ)発祥の地。Ristorante Roscioli(リストランテ・ロッショーリ)はイタリアのグルメランキング本でカルボナーラの1位に選出されている有名店。
Campo de’ Fiori(カンポ・デ・フィオーリ)広場の裏にあって少しわかりにくい場所です。
入り口を入ってすぐはワインとチーズと生ハムがたくさんの高級食料品店。オーナーのピエル・ロショーリさん自身が産地で買い付けした農産物だけを販売。
奥に進むとレストランがあり厳選した食材でつくる料理を提供しています。

ローマで最高といわれるカルボナーラの材料は、豚のほほ肉(熟成18ヶ月)、特注オーガニック卵、羊のチーズ(熟成24ヶ月)、オリジナルコショウ(産地別3種をブレンド)、スーパースパゲットーニ(極太パスタ)。
コショウは風味が増すように使う分だけローストし、豚のほほ肉(熟成18ヶ月)はお肉の持つ脂だけで炒めます。生クリームを使わないのがローマ元来のレシピ。
1人前に使用する卵は1個。黄身1と白身1/4の黄金比率で使い、チーズは塩分の強いペコリーノチーズ。
極太パスタをソースに入れたら蒸気の熱だけで卵をクリーム状にします。
シェフの腕で生クリームを使わなくてもクリーミーに仕上げます。
カルボナーラ 15.00€(1,784円)です。

とっても濃厚な味のカルボナーラ。食べてみたくなりました!
が.. Trip Advisor の評価は分かれています。
味に関しては個人の好みも大きいのでなんとも言えませんが、接客の評価が低く、予約しているのに予約が入っていないと言われて追い払われたというエピソードもあってちょっと考えてしまいます。
行きたい方はTrip Advisorのレビューを一読することをおすすめします。
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187791-d789274-Reviews-or30-Roscioli-Rome_Lazio.html
(追記)日本人客が多くなったせいか日本人スタッフが入って接客も改善されたようです。

レストランの予約は オフィシャルWEBサイト からできます。予約しているのに予約が入っていないと言われて追い払われたと言う方もいらっしゃるので予約確認画面はプリントするかスマホのスクリーンショットに撮るかなどしてトラブルが起きたときのために備えた方が良さそうです。
また、イタリアのレストランは昼食は13時から、夕食は20時から混んでくるので早めの時間に行くと予約なしでも入れたりします。

名前Ristorante Roscioli(リストランテ・ロッショーリ)
住所Via dei Giubbonari, 21/22, 00186 Roma
WEBhttp://www.roscioli.com
Instagram@roscioliroma
営業時間[レストラン] 月〜土:12:30〜24:00
[食料品店]8:30〜20:30
定休日日曜
アクセスTram 8「Arenula/cairoli」停留所から徒歩2分
地図ローマMAP 3
食べるためだけにイタリアに行く
KADOKAWA
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Biscottificio Innocenti(ビスコッティフィーチョ・イノチェンティ)/ 下町のクッキー屋さん【ローマ】

ローマの西、コロッセオや真実の口からテベレ川を渡ったあたりは Trastevere(トラステーベレ、トラステヴェレ)地区 と呼ばれる下町情緒の溢れるエリア。
Trastevere とは「テーベレ川の向こう」という意味です。

トラステーベレ地区にある地元の人が愛する素朴なクッキー屋さん Biscottificio Innocenti(ビスコッティフィーチョ・イノチェンティ)は 創業100年。
現オーナーのステファーニア・インノチェンティさんのお爺様が軍隊の食料としてクッキーをつくりはじめ、戦後に店を受け継いだお母様が一般の人も喜ぶようなレシピに変えていったそうです。
約50種類もあるクッキーは全て手づくり。オーガニックな素材を使用して砂糖と油を極力控えて小麦の美味しさが感じられるように配慮されています。

ローマの人は朝食によくクッキーを食べるのだそうです。
ヨーロッパには朝食に甘いものをとる人が多いですよね。

呂敏さんが朝食用に選んでもらったクッキーは、小麦粉とフレッシュバターの薄焼きクッキー・松の実とチョコチップ入り・ローマ産ヘーゼルナッツ入り・・サワーチェリーのジャム入り・アーモンドクリーム入りなど。
朝食の定番というのが ミエリーニ というクッキー。蜂蜜入りだけど甘さ控えめ。
温かい飲み物につけて食べます。ステファーニアさんは子供の離乳食にしていたのですって。

お店のクッキーは量り売り。
クッキー詰め合わせ(300g)7.00€(832円)です。
近くにあるステファーニアさんのお友達のカフェ Bar Lillo は飲み物を頼めばクッキー持ち込みOKです。

そしてヨーロッパの個人商店で気をつけなくてはいけないのが夏休みやクリスマス休み。こちらのお店は Instagram に長期休暇のお知らせが出てるので行く前にチェックしてみてください。

名前Biscottificio Innocenti(ビスコッティフィーチョ・イノチェンティ)
住所Via della Luce, 21, 00153 Roma
WEBhttps://www.facebook.com/BiscottificioInnocenti/(Facebookページ)
Instagram@biscottificioinnocenti
営業時間月〜土:8:00〜20:00、日:9:30〜14:00
定休日夏休み
アクセスTram 8「Belli」停留所から徒歩3分
地図ローマMAP 4

トラステーベレ地区の可愛い小さな6室のみのブティックホテル、レジデンツァ サン カリスト。下町の雰囲気を満喫するなら宿泊もトラステーベレ地区をチョイス。中心部よりもずっとリーズナブル。

Bar Lillo(バー・リロ)/ 下町のカフェ【ローマ】

トラステーベレ地区のクッキー屋さん Biscottificio Innocenti のご近所のカフェ Bar Lillo(バー・リロ)
こちらのお店でドリンクをオーダーすればクッキー屋さんのクッキー持ち込み可能です。
オーナーのルチャーノ・ピアストラさん曰くクッキーに合うのは Caffe Latte(カフェラテ)カフェラテ1.00€(119円)です。
クッキーを飲み物にたっぷり浸していただきます。中がサクサクで周りが柔らかくなって美味しいのだとか。

名前Bar Lillo(バー・リロ)
住所Via dei Genovesi, 39, 00153 Roma
WEBhttps://www.facebook.com/pages/Bar-Lillo/
営業時間月〜土:6:00〜21:00
定休日日曜
アクセスTram 8「Belli」停留所から徒歩6分、「Biscottificio Innocenti」から徒歩3分
地図ローマMAP 5
大人の「ローマ散歩」
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Mordi & Vai(モルディ&ヴァイ)/ 市場のパニーニ屋さん【ローマ】

Mercato Comunale di Testaccio(テスタッチョ市場)にある行列ができるパニーニ屋さん Mordi & Vai(モルディ&ヴァイ)
Mordi & Vaiとは「噛んで行け」という意味。ローマのファストフードです。
パニーニの中身は昔からの下町マンマの味。安くて早いパニーニは大人気で1日800個売り上げます。

具材はローマの伝統的な家庭料理。
牛肉の漁師風、夏野菜のソテー、カルボナーラ、アーティチョークと牛肉のソテー、アマトリチャーナ、ホワイトミートソースなど。
どれも 3.50€〜5.00€ で食べられます。

パニーニ屋さんは2011年開業ですが、オーナーのセルジョ・エスポージトさんはお爺様の代からここで肉屋をやっていたので肉には自信あり。
1番人気は仔牛肉の煮込み。肉質が柔らかい雌の仔牛だけを使っています。
ブロッコリーのペーストも挟んだ 仔牛肉の煮込みとブロッコリーのペーストのパニーニ 4.00€(476円)です。
大きいけどペロリといけてしまいそうですね!

お店のカウンターの左端にある機械で整理番号の紙を取って待つシステムです。オーナーは気さくな方ですが混雑時などゆっくり対応できない時もあるので事前に食べたいものを決めておいたほうが良さそうです。

2号店もあり。2号店も中心部から離れていますが22時まで開いているのが嬉しいですね。

名前Mordi & Vai(モルディ&ヴァイ)
住所Nuovo Mercato Comunale di Testaccio, Via Beniamino Franklin, 12/E, 00153 Roma
WEBhttp://www.mordievai.it
営業時間月〜土:8:00〜15:00
定休日日曜
アクセス地下鉄「Piramide」駅から徒歩13分、Tram 3・8「Marmorata/galvani」停留所から徒歩9分
地図ローマMAP 6
名前Mordi & Vai(モルディ&ヴァイ)2.0
住所Via Appia Nuova, 221, 00182 Roma
営業時間月〜土:9:00〜22:00
定休日日曜
アクセス地下鉄「Ponte Lungo」駅から徒歩3分
地図ローマMAP 7

Oasi Della Birra(オアジ・デッラ・ビッラ)/ アペリティーボ【ローマ】

ローマのレストランが始まるのは20時以降が多いのですが、18時くらいにお腹が空いてしまうこともあります。
そんなときに便利なのが Enoteca(エノテカ)。もともとは「ワイン蔵」という意味でしたが、今ではワインを主体にしたレストランも エノテカ と呼ばれています。
1990年代にミラノのバーで始まった Aperitivo(アペリティーボ)という食事の前につまみを食べながら食前酒をいただく習慣がイタリア全土に広まって、ローマでも楽しむことができます。
中にはかなり豪華なおつまみが食べられるお店もあるので狙いどころ。
紹介されていた Testaccio(テスタッチョ)地区Oasi Della Birra(オアジ・デッラ・ビッラ)のアペリティーボもおつまみが充実していて人気のお店です。
テスタッチョ地区はテスタッチョ市場の周辺のエリア。世界中どこの街でも市場の近所は美味しいお店が集まっていますね。

さてこちらの1917年創業のエノテカ Oasi Della Birra(オアジ・デッラ・ビッラ)のワインの品揃えは全部で1400種類。そのうえビールの品揃えも豊富。お店の名前 Oasi Della Birra は英語にすると「Oasis Beer(オアシス・ビール)」。ビールの品揃えは600種類以上でイタリアの地ビールが揃っています。ここ数年ローマでは地ビールが流行中。これはローマだけではなく全世界的流行ですね。

アペリティーボはビールまたはグラスワインを1杯頼むとビュッフェ食べ放題という嬉しいサービス。 
普通のエノテカの食事は充実していないことが多いのですが、オーナーのマリオ・バロンニさんは飲む時は美味しいものを食べて欲しいので食べ放題で提供しているそうです。
生ハム、サラミ、チーズ、パスタ類、クスクス、豆料理、野菜料理各種など全50種類の料理が食べ放題ビュッフェは毎日18:00から。無くなり次第終了となり2時間で無くなるようです。早めに行きたいですね!
ビールまたはグラスワイン 1杯 と ビュッフェ食べ放題10.00€(1,189円)です。

Vacanze Romane(ローマの休日)/ ローマ近郊の地ビール


呂敏さんがおすすめされていたビールは Ivan Borsato Birraio 社の Vacanze Romane(ローマの休日)。
ローマ近郊の地ビールですごくフルーティ。このシリーズはラベルが可愛いですね。

名前Oasi Della Birra(オアジ・デッラ・ビッラ)
住所Piazza Testaccio, 38/41, 00153 Roma
WEBhttps://www.facebook.com/pg/EnotecaPalombi1917/
Instagram@oasidellabirra
営業時間月〜土:8:00〜25:00(食べ放題は 18:00〜)、日:18:00〜25:00
定休日なし
アクセス地下鉄「Piramide」駅から徒歩10分、Tram 3・8「Marmorata/galvani」停留所から徒歩4分
地図ローマMAP 8
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Da Augusto A Trastevere(ダ・アウグスト・ア・トラステーベレ)/ 下町のトラットリア【ローマ】

トラステーベレ地区の地元の人たちに愛されるトラットリア Da Augusto A Trastevere(ダ・アウグスト・ア・トラステーベレ)
オープン前からお客さんが並んでいて外の席にはすでに座っている人もいます。外の席は早いもの勝ちだそうですよ。

オーナーのサンドロ・シルヴェストリさんは頑固オヤジといった風で、呂敏さんもいろいろ怒られていました。
まずは料理の注文。熱心なカトリック信者の多いローマでは宗教的な伝統で曜日で食べるものが決まっていたそうで、こちらのお店では今でも伝統を守っています。
Lasagna(ラザニア)は Domenica(日曜日)、
Gnocchi(ニョッキ)は Giovedi(木曜日)、
Ravioli ricotta e spinaci(ほうれん草とリコッタチーズのラビオリ)は Mercoledi(水曜)、Venerdi(金曜)、Sabato(土曜)、
Pajata con rigatoni(パリアータのリガトーニ、小腸の煮込みソースのリガトーニ)は Martedi(火曜日)など。
キリスト教の決まりで金曜日は肉を食べてはいけないので魚を食べる、土曜日は屠畜を行う日だから肉中心、月〜水は野菜中心、木曜日は野菜続きだったからお腹いっぱいになるニョッキを食べる、日曜日は家族みんなで食べられるラザニア・マカロニを食べる、など一昔前まではローマでは宗教的な伝統に従った食生活を送っていたそうです。

怒られながらも呂敏さんは ニョッキ仔牛、付け合せは チコリ をオーダー。
ハーブ入りトマトソースのニョッキを食べるときには「パンとニョッキを同時に食べない!ニョッキの味がわからなくなる!」とまたしても怒られていました。
パンはニョッキを全無食べた後、お皿に残ったソースをつけて食べるのがローマの家庭に伝えられた作法なのだそうです。ソースを無駄にしないしパンでお皿を綺麗になるので一石二鳥ですね。

メインは Ossobuco(オッソブーコ、仔牛のすね肉白ワイン煮込み)
オッソブーコはミラノの郷土料理ですね。2度目のミラノ でも食べていました。
白ワインで20時間煮込んだ仔牛のすね肉は柔らかくて美味しそう!付け合せは数種類から選べてローマ野菜・チコリのガーリックソテーをチョイス。

ニョッキ 8.00€(951円)
オッソブーコ 9.00€(1,070円)
チコリのガーリックソテー 3.00€(357円)
ワイン 3.00€(357円)
合計 23.00€(2,735円)です。この内容でこのお値段はローマにしてはかなりリーズナブルではないでしょうか。

デサートはこちらのお店ではいただかずに 頑固オーナー(でもいい人)おすすめの かき氷屋さん Alla Fonte D’Oro(アラ・フォンテ・ドーロ)へ行っていました。

名前Da Augusto A Trastevere(ダ・アウグスト・ア・トラステーベレ)
住所Piazza de’ Renzi, 15, 00153 Roma
WEBhttps://www.facebook.com/AUGUSTO-Trastevere-45377591238/
営業時間12:30~15:00, 20:00~23:00
定休日なし
アクセスTram 8「Belli」停留所から徒歩4分
地図ローマMAP 9

Alla Fonte D’Oro(アラ・フォンテ・ドーロ)/ ローマ風かき氷・グラッタケッカ【ローマ】

ローマ風かき氷 Grattachecca(グラッタケッカ)のお店 Alla Fonte D’Oro(アラ・フォンテ・ドーロ)
Da Augusto A Trastevere(ダ・アウグスト・ア・トラステーベレ)の頑固オーナーも子供の頃から食べている創業1913年の老舗屋台です。

ココナツ、レモンなどの新鮮なフルーツと自家製シロップが自慢のかき氷は夏の夜にぴったり。
テベレ川の側にあるので川を眺めながらいただくのは気持ちよさそう!
4代目オーナーのアレッサンドロ・クレシェンツィさんはひいお爺様の伝統を守りながらも新しい味の考案に余念がありません。

レモンコッコ(レモン・ココナツ・ブラックベリートッピング)2.50€(297円)、
いちご&レモン&ピーチ 3.00€(357円)、
レインボー(レモン&メロン&ブラックベリー)3.00€(357円)などどれもフルーツトッピングで爽やか!

名前Alla Fonte D’Oro(アラ・フォンテ・ドーロ)
住所Lungotevere Raffaello Sanzio, 00153 Roma
WEBhttps://ja-jp.facebook.com/allafontedoro/(Facebookページ)
営業時間11:00~28:00
定休日なし
アクセスTram 8「Belli」停留所から徒歩1分
地図ローマMAP 10
ララチッタ ローマ・フィレンツェ
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2度目のローマ|ローマで買う

Fabriano Boutique(ファブリアーノ・ブティック)/ 文房具【ローマ】

中心観光スポットの路地裏の紙製品のお店 Fabriano Boutique(ファブリアーノ・ブティック)
ポポロ広場からスペイン広場に向かう途中にあります。店内には色鮮やかなノートやレターセットがたくさん。オリジナルの文房具・革製品も取り扱っています。

中国で生まれた紙は1264年にイタリアの Fabriano(ファブリアーノ)というところに伝わりました。
ファブリアーノで新たな技術が加わりヨーロッパ全土に製紙技術が広まったそうです。紙の透かしはファブリアーノが発祥。現在のユーロ紙幣の透かしの技術にも生かされています。

こちらのお店では歴史あるファブリアーノの紙に色鮮やかなイタリアンデザインをミックスさせています。
カラフルな紙が沢山揃っていて見ているだけでも楽しい!
番組では革のカバーと同色のペンとノートがついたルーズリーフを購入していました。少々高価ですが長く使えそうです。
ルーズリーフセット 115.00€(13,674円)
替えのノートもつけて 125.00€(14,863円)です。

名前Fabriano Boutique(ファブリアーノ・ブティック)
住所Via del Babuino, 173, 00187 Roma
WEBhttps://www.fabrianoboutique.com
Instagram@fabriano_boutique
営業時間10:00~20:00
定休日なし
アクセス地下鉄「Flaminio」駅から徒歩5分、地下鉄「Spagna」駅から徒歩8分
地図ローマMAP 11

スペイン広場やファブリアーノ・ブティックからも徒歩圏内の新しい4星ホテル。建物自体は歴史がありますが内装は新しく清潔でモダン。
主要な観光スポットは徒歩圏内。周囲にはレストランやショップがたくさんの中心エリアです。

C.U.C.I.N.A(クチーナ)/ 調理器具専門店【ローマ】

スペイン広場の裏の路地にある調理器具専門店 C.U.C.I.N.A(クチーナ)
フェルディナンド・ナルディさんと大山ひろみさんご夫妻がおすすめしていました。NHKなので店名は伏せられていましたが、ひろみさんはローマの人気寿司店 Zen Sushi(寿司 禅)のシェフをされています。寿司 禅は在ローマ日本人の間でも高評価なので滞在中に日本食が恋しくなったら行きたいと思っていました。

C.U.C.I.N.A(クチーナ)はシンプルで使いやすいキッチングッズが評判。プロ用から一般のご家庭用まで取り揃えているので欲しいものが見つかりそう!
番組ではローマの家庭では必需品で日本にはないようなものを購入。
パスタのお湯きりに使う鍋用湯きり器は数カ所にくぼみがつけてあるのでいろいろな大きさの鍋につかえます。日本ではなかなか見ないですね。
鍋用湯きり器 21.00€(2,497円)です。
パスタを1本だけすくうことができるパスタすくいスプーンは茹で加減を見るときに便利。
パスタすくいスプーン 4.00€(476円)です。

名前C.U.C.I.N.A(クチーナ)
住所Via Mario de’ Fiori, 65, 00187 Roma
WEBhttp://www.cucinastore.com
Instagram@cucinastore
営業時間12:00〜19:30
定休日なし
アクセス地下鉄「Spagna」駅から徒歩5分
地図ローマMAP 12
名前Zen Sushi(寿司 禅)
住所Via degli Scipioni, 243, 00192 Roma
WEBhttp://www.zensushiroma.com
営業時間火〜日:13:00〜14:30, 20:00〜23:00
定休日月曜
アクセス地下鉄「Lepanto」駅から徒歩2分
地図ローマMAP 13
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Polvere di Tempo(ポルヴェレ・ディ・テンポ)/ 時間をテーマにした雑貨【ローマ】

トラステーベレ地区にある Polvere di Tempo(ポルヴェレ・ディ・テンポ)は時間をテーマにしたすごく雰囲気のあるお店。
Polvere di Tempo とは英語で「Dust of Time」すなわち「時のかけら」。名前からしてロマンチック!
大小さまざまな地球儀や日時計が置かれている店内は博物館のようです。
オーナーのアドリアン・コッツァーニさんはアルゼンチン生まれ。建築家をしていたのですがあるとき時間の重要性を感じて時間を表現したいと思ったのだそうです。時の重みを感じることができるローマに移り住んで40年。ローマ自体が時間の芸術品だとおっしゃっていました。

大切な人へのプレゼントによさそうなものがたくさん売っています。
男性におすすめなのがキーホルダー。いつも持ち運べる小さな日時計が付いていて太陽にリングをかざすと穴から光が差し込んで時刻を示します。
携帯日時計 18.00€(2,140円)です。

女性におすすめなのが携帯砂時計。3分計はお茶を入れるときに使えますね。
携帯砂時計 22.00€(2,616円)。

パッケージを蝋でとめてくれるのも素敵です。

名前Polvere di Tempo(ポルヴェレ・ディ・テンポ)
住所Via del Moro, 59, 00153 Roma
WEBhttp://www.polvereditempo.com
Instagram@polvereditemporoma
営業時間月火水:11:00〜20:00、木金土:11:00〜13:30, 14:30〜20:00、日:12:00〜14:00, 15:00〜20:00
定休日なし
アクセスTram 8「Belli」停留所から徒歩5分
地図ローマMAP 14
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2度目のローマ|ローマで散歩する

Colle del Gianicolo(ジャニコロの丘)/ ローマが一望できる高台【ローマ】

紹介されていた下町エリア・トラステーベレ地区。食事や買い物ついでの散策に Colle del Gianicolo(ジャニコロの丘)がよさそうです。
高台からはローマが一望できます。
毎日正午には大砲から空砲が放たれるので見物するのも面白そう。
1800年代にバラバラに鳴っていた教会の鐘を統一させるため始められたそうで、大砲がなると正午を告げる鐘の音が聞こえてきます。
夕焼けや夜景も美しいとの評判なので夜にも行ってみたいですね。

名前Colle del Gianicolo(ジャニコロの丘)
住所Piazzale Giuseppe Garibaldi, 00165 Roma
アクセスTram 8「Belli」停留所から徒歩20分
地図ローマMAP 15
甘くて、苦くて、深い 素顔のローマへ
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2度目のローマ|ローマMAP

2度目のローマ|旧アッピア街道で遊ぶ

Cooperativa Antica Torre(コーペレテヴァ・アンティカ・トーレ)/ 乗馬ツアー【旧アッピア街道】

城壁の外に出るとよりローマの魅力が深まると Via Appia Antica(旧アッピア街道)をおすすめされていました。
ローマ中心部から旧アッピア街道までは タクシー で20分ほど、往復で40.00€(4,756円)くらいです。

旧アッピア街道の一区間が 自然公園 になっていて、なんと乗馬が楽しめます。
Cooperativa Antica Torre(コーペレテヴァ・アンティカ・トーレ)はローマで初めての乗馬ツアー牧場。乗馬で古代ローマ貴族の気分を味わえるとは!
6km(1時間)40.00€(4,765円)です。
乗馬ツアーは要予約。Facebook または メール で問い合わせてみてください。
乗馬ツアーのオプションとして 乗馬後のピクニック 25.00€(2,973円)もあり。オーナーのサンドロ・ベルナルディーニさんが牧場で自家栽培した採れたて野菜の料理を堪能できます。こちらも要予約。

名前Cooperativa Antica Torre(コーペレテヴァ・アンティカ・トーレ)
住所Via dei Cercenii, 15, 00178 Roma
WEBhttps://www.facebook.com/Coop-Antica-Torre-106266159428567/(Facebookページ)
MAILanticatorre@gmail.com
アクセスタクシーでローマ中心部から20分
地図旧アッピア街道・ネミMAP 1

Sepolcro di Hilarus Fuscus(ヒラリウス・フスクスの家族墓)


紀元前3世紀頃から敷設された旧アッピア街道はローマからイタリア半島南端までを結んでいて今でも古代ローマ時代の石畳が残っています。
乗馬コースの辺りはローマ時代には貴族が多く住んでいたところ。街道脇には Sepolcro di Hilarus Fuscus(ヒラリウス・フスクスの家族墓)などの遺跡があります。当時は大きな墓を建てることが権力の証だったのですね。

名前Sepolcro di Hilarus Fuscus(ヒラリウス・フスクスの家族墓)
住所Via Appia Antica, 00178 Roma
地図旧アッピア街道・ネミMAP 2

Villa dei Quintili(クインティリ邸)/ 貴族の邸宅跡

2世紀に建造された Villa dei Quintili(クインティリ邸)はローマ郊外で最も大きな貴族の邸宅跡。街道から見えている部分は浴場ということでしたがそこだけでもかなり大きかったです。
火曜〜日曜:9:00〜18:00は見学ができます。
旧アッピア街道・新しいアッピア街道ともにバスが運行されているのでバスで行くことも可能です。

その他 Parco Regionale dell’Appia Antica(アッピア街道州立公園)の見どころについてはwikipediaを参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アッピア街道州立公園

名前Villa dei Quintili(クインティリ邸)
住所Via Appia Nuova 1092, 00178 Roma
WEBhttps://www.coopculture.it/en/heritage.cfm?id=87
営業時間火〜日:9:00〜18:00
定休日月曜
アクセスバス 118・654・664・C11・N26「Appia/squillace」停留所すぐ
地図旧アッピア街道・ネミMAP 3
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2度目のローマ|ネミで遊ぶ

アッピア街道州立公園からさらに南東へ行ったところにある Nemi(ネミ市)
山の中腹にある人口2,000人の小さな町はローマ時代から政治を司っていた人や貴族の避暑地だったところ。
Lago di Nemi(ネミ湖)を望む可愛らしい町は今でもローマの人たちが避暑に行く場所です。
アッピア街道州立公園からタクシー、地下鉄、バスを乗り継いで 往復29.00€(3,448円)くらいです。
ローマ中心地から行く場合はテルミニ駅からAlbano Lazialeまで電車、Albano Lazialeからバスかタクシーがよさそう。

ネミの特産物はポルチーニ、トリュフ、ワイルドストロベリーと美味しいものがたくさん。
5月から夏にかけてはいちごの楽園になるそうで、お土産やさんはいちごジャム、いちごリキュールからいちごの香りのボディクリームまでいちごづくし。

Bar Delle Fragole(バー・デレ・フラゴレ)/ いちごデザート専門店【ネミ】

いちごデザート専門店 Bar Delle Fragole(バー・デレ・フラゴレ)。ネミの特産物の Fragole(いちご)のスイーツがたくさんです。

いちごとスパークリングワインのカクテル 6.00€(713円)
いちごのシャーベット 7.00€(832円)
いちごのタルト 2.80€(333円)
いちごと生クリーム ビスケットの器入り 5.00€(595円)
などなど。山の中腹の避暑地とあってお値段はそこそこします。
番組では美味しそうに見えましたがネットの評判はあまりよくありません。ネミ湖が見える絶景の場所なので場所代と思えばよいのかも。

名前Bar Delle Fragole(バー・デレ・フラゴレ)
住所Corso Vittorio Emanuele, 7, 00040 Nemi
WEBhttp://www.bardellefragole.it
営業時間8:00~24:00
定休日なし
アクセスアッピア街道州立公園からタクシー、地下鉄、バス
地図旧アッピア街道・ネミMAP 4

2度目のローマ|旧アッピア街道・ネミMAP

2度目のシリーズには フィレンツェトスカーナベネチアミラノシチリアナポリアマルフィ などイタリアの都市の登場が多いです。イタリア好きには嬉しいですね!

ローマのホテルはこちらを参考にどうぞ!

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