ここは行きたい!2度目のトスカーナのおすすめスポット

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NHK BSプレミアムで放送している「2度目の旅」シリーズ。
毎回世界のどこかの街で3日間を決まったおこづかいで過ごす充実旅。
ちょっと個性的で、ディープな穴場を巡る旅は毎回とても楽しそうで、わたしも行ってみたい!と思ってしまいます。
2度目のトスカーナ おこづかい4万円で充実旅(初回放送:2017年10月10日)の声の出演は 室井滋 さん、旅人(食べ人)は 武田航平さんでした。
番組を参考に、自分で行くときのためにまとめてリストにしてみました。
イタリアの通貨は €(ユーロ)。1€=130円(2017年9月のレート)で計算しています。

紹介されたお店の位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ! MAP

2度目のシリーズには フィレンツェベネチアミラノローマローマ(超ローカル編)シチリアナポリアマルフィ などイタリアの都市の登場が多いです。イタリア好きには嬉しいですね!

1度目で行くトスカーナの定番スポット

2度目の前に1度目で行く定番スポットを少々おさらいしておきます。

Firenze(フィレンツェ)

1度目で行く定番といえば Toscana(トスカーナ)州の州都・花の都 Firenze(フィレンツェ、英語:Florence)
15世紀後半から花開いたルネンサンス文化がいまでも街中に残されている見所満載の都市です。2度でも3度でも行きたい場所がたくさん。
トスカーナ州の交通の要でもあり、今回のトスカーナを巡る列車旅の起点になっています。

2度目のシリーズでも過去にフィレンツェが登場しました。併せて参考にどうぞ。

トスカーナの列車の旅

旅の行程

今回はトスカーナ州の街や村を列車で巡る旅。番組で紹介された3日間の行程は以下のとおり。どの街もフィレンツェから日帰りできる距離なのでフィレンツェに宿を取っても良さそう。

1日目

Firenze(フィレンツェ)→ 20分→ Prato(プラート)→ 43分→ Montelupo(モンテルーポ)→ 12分→ San Miniato(サン・ミニアート)
サン・ミニアート泊
ただしサン・ミニアートのトリュフ狩りツアーは午前10時からなのでこの行程をそのまま真似するのは難しそう。

2日目

San Miniato(サン・ミニアート)→ 30分→ Pisa(ピサ)
ピサ泊

3日目

Pisa(ピサ)→ 30分→ Lucca(ルッカ)→ 64分→ Carrara(カッラーラ)→ 15分→ Colonnata(コロンナータ村)

列車の乗り方

まずは自動券売機でチケットを購入。クレジットカードが使用できる機械とできない機械があるのでクレジットカードを使用する場合は購入前にチェック。
言語→発車駅→到着駅→希望年月日→時刻を押すと候補が出てきます。行き先を選んで購入ボタンを押し料金を支払います。
日本のような改札ゲートはないので注意。乗車前に打刻機(ホームの手前にある緑色の機械)にチケットを差し込んで打刻します。打刻してから4時間有効で途中下車もOK。列車内でたまに車掌さんが回ってきて検札されますが、そのときに打刻されていない場合は 罰金60€を取られてしまうので気をつけて!

Stazione Firenze Santa Maria Novella(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅)

出発はトスカーナの中心・フィレンツェの大きなターミナル駅 Stazione Santa Maria Novella(サンタ・マリア・ノベッラ駅)から。1日400本の列車が発着し、ホームは16番線まで。電光掲示板で行き先とホームを確認してから乗車します。近郊の町へはもちろんミラノ、ベネチア、ローマ、ナポリなどイタリアの主要都市行きもこちらの駅から発着しています。
駅の中は混雑しています。イタリアの駅ではどこでもそうですが、スリや置き引きが多発しているので持ち物には常時気を配ってください。チケットを買おうとしているときに話しかけてくる人は要注意です。

名前Stazione Firenze Santa Maria Novella(フィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅)
住所Piazza di Santa Maria Novella, 50123 Firenze FI
WEBhttp://www.firenzesantamarianovella.it
Instagram@firenzesmnovellaig
アクセスPiazza del Duomo(ドゥオモ広場)から徒歩10分
地図MAP 1

Prato(プラート)で食べる

フィレンツェから北西へ電車で20分ほど行った街 Prato(プラート)は「お菓子の街」と呼ばれています。番組では素敵なお菓子屋さんを2軒紹介していました。
フィレンツェからプラートまでの 電車代 2.60€(338円)です。
プラート中央駅から駅前の公園を横切り橋を渡ると中世の城壁が旧市街を囲んでいます。12世紀に建てられた Duomo(ドゥオーモ)や 13世紀に建てられた Castello dell’Imperatore(インペラトーレ城)などの見どころもあるので時間があれば散策して回りたいところ。

名前Stazione Prato Centrale(プラート中央駅)
住所Piazza Stazione Centrale, 59100 Prato PO
WEBhttp://www.trenitalia.jp
アクセスフィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅から電車で20分
地図MAP 2

Nuovo Mondo(ヌオボ・モンド)

イタリア人は朝食にカプチーノと甘いお菓子を食べるのが基本。これまでの2度目の旅で登場したイタリアの都市でも毎回甘い朝食が紹介されていましたね。
お菓子の街・プラートでイタリア流の朝食にぴったりなお店 Pasticceria Caffè Nuovo Mondo(ヌオボ・モンド)
一口サイズのかわいいお菓子がいっぱい。カスタードたっぷりのクロワッサンコルネ、カップがチョコレート製のティラミスなど、選べないほどの種類が並んでいます。
パティシエの Paolo Sacchetti(パオロ・サッケッティ)さんはニコニコした気の良いおじさんに見えましたが、実は由緒あるイタリア菓子職人協会「Accademia Maestri Pasticceri Italiani(アッカデーミア・マエストリ・パスティッチェーリ・イタリアーニ、通称・AMPI)」の副会長を務めるお方。お菓子はどれも美味しいに違いありません。全部食べてみたい!

お店の名物は Plumcake(桃のケーキ)。ほんのりピンク色した小さな可愛い桃の形のケーキ。でも桃は入っていません。
甘いパン生地を Alkermes(アルケルメス、シナモンやグローブなどスパイスの赤いリキュール)で色をつけ、中にはレモン風味のカスタードクリーム。ふわふわで甘いケーキです。
桃のケーキ 2.40€(312円)、カプチーノ 1.30€(169円)です。

名前Nuovo Mondo(ヌオボ・モンド)
住所Via Giuseppe Garibaldi, 23, 59100 Prato PO
WEBhttp://pasticcerianuovomondo.com
営業時間火〜土:7:30〜13:00, 15:30〜20:00、日:7:30〜13:00
定休日月曜
アクセスプラート中央駅から徒歩15分
地図MAP 3

Antonio Mattei(アントニオ・マッテイ)

1858年創業の老舗 Biscottificio Antonio Mattei(アントニオ・マッテイ)は地元の人に愛されているビスコッティ専門店。
こちらのお店ではプラートの伝統的なお菓子 Biscotti(ビスコッティ)を創業当時と変わらないレシピでつくり続けています。現在のオーナーは創業者から3世代目の Pandolfini(パンドルフィーニ)兄妹4人。番組に出演していたのはエリザベッタ・パンドルフィーニさん。イタリアっぽいファミリービジネスですね。

ビスコッティの生地は小麦粉・砂糖・卵だけととってもシンプル。アクセントに入ったアーモンドの食感が癖になりそうな美味しさ。
Vin Santo Wine(ヴィンサント・ワイン、トスカーナの代表的なデザートワイン)に浸して食べるのが伝統的な食べ方。甘口のワインがビスコッティに合いそう!子供だったらホットココアかコーヒー、牛乳に浸して食べます。
ビスコッティ(500g)9.20€(1,196円)です。
こちらのビスコッティに合うヴィンサント・ワイン Baccio D’Agnolo 16.45€ もお店で販売されているようなので気になる方はチェックしてみてください。

缶入りも可愛いのでお土産に良さそう!

名前Antonio Mattei(アントニオ・マッテイ)
住所Via Bettino Ricasoli, 20, 59100 Prato PO
WEBhttp://www.antoniomattei.it
Instagram@biscottimattei
営業時間火〜金:8:00〜19:30、土:8:00〜13:00, 15:30〜19:30、日:8:00〜13:00
定休日月曜
アクセスプラート中央駅から徒歩16分
地図MAP 4

Montelupo(モンテルーポ)で買う

フィレンツェの西にある Montelupo(モンテルーポ)は「陶器の街」。500年前と同じつくり方の色鮮やかな陶器を買うことができます。
プラートから行く場合は一旦フィレンツェに戻り Stazione Montelupo Capraia(モンテルーポ・カプライア駅) まで電車で43分。電車代 4.50€(585円)です。
6月中旬に陶器フェスティバルが開かれるようなので陶器に興味があるならその時期が良さそうです。

名前Stazione Montelupo Capraia(モンテルーポ・カプライア駅)
住所Piazza Cavallotti, 9, 50056 Montelupo Fiorentino FI
WEBhttp://www.trenitalia.jp
アクセスプラート中央駅から電車(フィレンツェ経由)で43分
地図MAP 5

La Galleria(ラ・ガッレリア)

モンテルーポの陶器の特徴は青・黄・緑の鮮やかな色彩。駅前には陶器屋さんが並んでいます。15世紀の権力者・メディチ家が多彩な色の陶器をつくらせたのが始まりなのだそうです。
番組で紹介していたのは La Galleria(ラ・ガッレリア)
2代目の Salvatore Mirenda さんが伝統的な陶器をロクロでつくっています。伝統的なデザインを守りつつも新しいデザインもあり。オリーブ缶をイメージした陶器、市場に並ぶ木箱をイメージした陶器、魚の缶詰をイメージした陶器など気軽に買えそうなアイテムも揃っています。
番組では オリーブ缶をイメージした陶器 28.00€(3,640円)をお買い上げしていました。

お店で接客してくださるのは奥様のエリザベッタ・ギーニさんと息子のマッテオさん。マッテオさんは日本のアニメ好きだそうで日本人のお嫁さんを募集していました。

名前La Galleria(ラ・ガッレリア)
住所Via XX Settembre, 7, 50056 Montelupo Fiorentino FI
WEBhttps://it-it.facebook.com/lagalleriamontelupo/(Facebookページ)
営業時間10:0〜13:00, 15:30〜20:00
定休日なし
アクセスモンテルーポ・カプライア駅から徒歩3分
地図MAP 6

San Miniato(サン・ミニアート)で体験する

モンテルーポから西へ電車で12分ほど行った街 San Miniato(サン・ミニアート)はトリュフの産地として有名。
モンテルーポからサン・ミニアートまでの 電車代 2.60€(338円)です。

名前Stazione San Miniato-Fucecchio(サン・ミニアート-フェチェッキオ駅)
住所Piazza della Stazione, 56028 San Miniato PI
WEBhttp://www.trenitalia.jp
アクセスモンテルーポ・カプライア駅から電車で12分
地図MAP 7

Truffle in Tuscany(トリュフ・イン・トスカニー、トリュフ狩りツアー)

Tartufo(トリュフ)の産地として有名なサン・ミニアート。採りたてのトリュフを存分に楽しめるツアー Truffle in Tuscany(トリュフ・イン・トスカニー、トリュフ狩りツアー)を紹介していました。ツアーはトリュフ狩りの資格を持った人の同行が必要なためトリュフハンターの Salvatore Cucchiara(サルバトーレ・クッキアーラ)さんと息子さんの Massimo(マッシモ)さんの案内でトリュフがあるという山へ出かけます。実はおじい様もトリュフハンターだったそうです。
可愛くて賢いトリュフ犬のペペくんも一緒。ペペくんがトリュフの臭いを嗅ぎ別け見つけて掘り出します。犬の嗅覚ってすごい!
あれ?トリュフ見つけるのって豚じゃなかったっけ?などと思いながら見ていましたが、豚さんはトリュフを見つけると食べちゃうので近年は犬になったらしいです。

トリュフには白と黒があり、白トリュフは希少なため黒トリュフの10倍の値段。2007年見つかったに1.5kgの白トリュフはオークションで33万ドル(3,700万円)の値がついたのだとか。まるで宝石。
白トリュフを見つけようと張り切る武田さんは室井さんにツッコまれながらも白トリュフ発見。見つけた白トリュフは 70€(9,100円)の価値があるそうです。

トリュフツアーは採れたトリュフの試食付き。サルバトーレさん宅のキッチンで採れたてをいただけます。
白トリュフは香りが引き立つ生で食べるのに対し、黒トリュフは生はもちろん調理法で風味が変化するのでいろいろな料理に使われます。
サルバトーレさんがつくってくれたのは白トリュフの家庭料理。ヒヨコ豆をミキサーでスープにして白トリュフをたっぷり削ってトッピング。贅沢!ヒヨコ豆の風味がトリュフと相性よし。美味しそう。
地元の白ワインといっしょにいただいていました。
トリュフ狩りツアー(試食付き)75.00€(9,750円)です。ただし採れたトリュフをお持ち帰りできるわけではなく、トリュフ狩りの体験を味わうツアーです。午前10時に駅で待ち合わせ所要時間約3時間くらいのコースになります。白トリュフのシーズンは10月〜12月。

予約は オフィシャルサイト の予約フォームからできます。コースは7種類ありますが番組で紹介されていたのは 1.Basic Truffle Experience だと思います。他にもレストランでのランチつきコース、ワイナリーの試飲つきコース、プロのシェフの料理教室つきコースもあり。レストランでのランチつきコースで行くのは番組で紹介されていたレストラン Pepenero(ペペネーロ)のようです。

名前Truffle in Tuscany(トリュフ・イン・トスカニー、トリュフ狩りツアー)
住所Via Covina, 44c, 56028 San Miniato PI
WEBhttp://www.truffleintuscany.it
Instagram@truffle_in_tuscany
営業時間要予約
定休日不明
アクセスサン・ミニアート-フェチェッキオ駅まで送迎あり、要予約
地図MAP 8

San Miniato(サン・ミニアート)で食べる

Pepenero(ペペネーロ)

マッシモさんおすすめの美味しい黒トリュフのパスタの店 Pepenero(ペペネーロ)

このお店、トリュフのパスタが美味しいだけではありません。トスカーナの絶景が見える特等席!

シェフの Gilberto Rossi(ジルベルト・ロッシ)さんおすすめの黒トリュフのパスタ。
小麦粉と卵でつくる手打ちパスタを丸くくり抜いてパルミジャーノの詰め物を入れた Tortelli(トルテッリ、詰め物をしたパスタ)。黒トリュフのバターソースと茹でたトルテッリをからめて美味しそう。テーブルでさらに黒トリュフを削ってかけます。黒トリュフでパスタが見えないほどたっぷり。
むちっとした生地からとろけたチーズと黒トリュフの相性は最高。
黒トリュフのトルテッリ 22.00€(2,860円)、赤ワイン 5.00€(650円)です。
お席の予約は電話またはメールでどうぞ。

名前Pepenero(ペペネーロ)
住所Via IV Novembre, 13, 56028 San Miniato PI
WEBhttp://www.pepenerocucina.it
メールinfo@pepenerocucina.it
電話+39 0571 419523
営業時間日月水木金:12:30〜14:30, 19:30〜22:30、土:19:30〜22:30
定休日火曜
アクセスサン・ミニアート-フェチェッキオ駅からバス「S.Miniato P.Za Dante」停留所下車して徒歩6分、サン・ミニアート-フェチェッキオ駅からタクシーで約8分
地図MAP 9

Pisa(ピサ)で見る

サン・ミニアートから西へ電車で30分ほど行った街 Pisa(ピサ)。この街で有名なのはなんといっても斜塔。
サン・ミニアートからピサまでの 電車代 4.50€(585円)です。
フィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ駅からは電車で1時間ほど。フィレンツェからの日帰りも可能な距離です。
斜塔以外にも見所が多くてグルメの宝庫なので時間があるならピサに宿泊してじっくり楽しみたいですね。

名前Stazione Pisa Centrale(ピサ中央駅)
住所Piazza della Stazione, 56125 Pisa PI
WEBhttp://www.trenitalia.jp
アクセスサン・ミニアート-フェチェッキオ駅から電車で30分、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノベッラ駅から電車で1時間
地図MAP 10

Chiesa di Sant’Antonio(聖アントニオ教会)

ピサ中央駅からピサの斜塔まで徒歩22分ほど。少し離れていますがピサの街を散策しながら斜塔へ向かいます。
ピサ中央駅から徒歩3分ほどの Chiesa di Sant’Antonio(聖アントニオ教会)。教会の創設は1341年と古いのですが、北側の壁には Keith Haring(キース・ヘリング)の最後の作品 『Tuttomondo(全世界)』(1989)が描かれています。
向かいのカフェ Keith Art Shop Cafe(キース・アート・ショップ・カフェ)の席からは壁画を眺めながらカプチーノやワインを楽しむことができます。

名前Chiesa di Sant’Antonio(聖アントニオ教会)
住所Piazza Vittorio Emanuele II, 18, 56125 Pisa PI
WEBhttp://www.comune.pisa.it/it/ufficio-scheda/418/Chiesa-di-Sant-Antonio.html
アクセスピサ中央駅から徒歩3分
地図MAP 11

Torre di Pisa(ピサの斜塔)

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傾いていることで有名な Torre di Pisa(ピサの斜塔)Piazza del Duomo(ピサ・デル・ドゥオモ、ピサ大聖堂)鐘楼。Piazza del Duomo(ピサのドゥオモ広場)とそこに建つ4つの建築物(大聖堂・鐘楼(通称:ピサの斜塔)・洗礼堂・墓所回廊)が1987年にユネスコ世界遺産に登録されました。

ピサの斜塔は1173年に建設が始まり1372年に完成しました。第1期工事が完了した1178年にはすでに傾いていたようです。傾いているのにさらに建設が続けられてしまったのですね。1990年から2001年にかけて大規模な改修工事が行われ、現在の傾きは約3.99度になっています。
守衛同行で約30分間内部を見学することができます。定員が決まっているため、チケット購入の際に入場時間も決められます。サマーシーズンなど混んでいるときは少し待つことになるので先にチケットを買って周囲を見学して回るが良さそう。螺旋階段を登るので歩きやすい靴がおすすめ。斜塔の入場料は 18€ です。事前に時間を選んで オフィシャルWEBサイト で予約購入もできます。
大聖堂は無料で見学できます。洗礼堂・墓所回廊・美術館の入場料は1箇所 5€、2箇所 7€、3箇所 8€。こちらも オフィシャルWEBサイト で購入できます。

名前Torre di Pisa(ピサの斜塔)
住所Piazza del Duomo, 56126 Pisa PI
WEBhttp://www.opapisa.it
営業時間季節により異なるので オフィシャルWEBサイト で確認
定休日月曜
アクセスピサ中央駅から徒歩22分
地図MAP 12

Pisa(ピサ)で食べる

Gelateria De Coltelli(ジェラテリア・デ・コルテッリ)

アルノ川沿いのジェラート屋さん Gelateria De Coltelli(ジェラテリア・デ・コルテッリ)。イタリアで有名な食のサイト Dissapore のジェラート部門で1位を取った名店です。中央駅から斜塔へ行く途中にあるので散策しながら寄ってみるのも良さそう。
ジェラート職人の Gianfrancesco Cutelli(ジャンフランチェスコ・クテッリ)さんが厳選した材料でつくるジェラートは大人気。
サンロッソーレという自然保護区で育った羊のリコッタチーズ、自然保護区で採れたハハコグサの花のハチミツ、自然保護区で採れた松の実と地元素材でつくられたジェラート。美味しそう!リコッタチーズもハチミツも松の実も全部ピサの特産品です。
ラズベリー、ライム&ジンジャー、サフラン、ピスタチオなどいろいろ気になりますが、武田さんは 羊のミルクと熟したスモモのジェラートの組み合わせ をチョイス。3.00€(390円)です。
アルノ川を眺めながら食べたいですね。
Luccaにも支店あり。

名前Gelateria De Coltelli(ジェラテリア・デ・コルテッリ)
住所Lungarno Antonio Pacinotti, 23, 56100 Pisa PI
WEBhttp://www.decoltelli.it
Instagram@decoltelli
営業時間月〜木:11:00〜23:30、金土:11:00〜24:30、日:11:30〜23:30
定休日なし
アクセスピサ中央駅から徒歩14分
地図MAP 13

Ristorante il Colonnino(リストランテ・イル・コロンニーノ)

ピサの特産牛 Mucco Pisano(ムッコ・ピサーノ)は500頭しかいない貴重な牛。ピサでもなかなかお目にかかれません。
1000年前の Enoteca(エノテカ、ワイン屋)を改装したオステリア Ristorante il Colonnino(リストランテ・イル・コロンニーノ)では希少なムッコ・ピサーノを味わうことができます。

こちらのお店で使用される牛肉はすべてムッコ・ピサーノ。ムッコ・ピサーノが有名になる前から使っているためお肉屋さんとの信頼関係があり、入手困難な今でも手に入れることができるそうです。
ムッコ・ピサーノは小型の牛なのでとても柔らかい肉質。おすすめはサーロインを使用した Tartara di Mucco Pisano(ムッコ・ピサーノのタルタル)。丁寧に余分な筋を取ってウスターソース、タマネギ、ケッパーで味付けしてあります。卵の黄身をトッピング。甘みのある赤身肉に黄身がとろーりまろやかさをプラス。武田さんは白いご飯が欲しくなっていましたね。

ムッコ・ピサーノのタルタル 10.00€(1,300円)、地元の赤ワイン 5.00€(650円)です。
たっぷり食べたい方にはムッコ・ピサーノのステーキのコース 25€(パッパルデッレ+ステーキ+ドルチェ)もあり。ワインの種類も多いです。
メインストリートから少し外れた静かな場所ですが、昼は13時、夜は20時くらいから混むので早めの時間に行くか予約するのが良さそう。オフィシャルWEBサイト で予約できます。

名前Ristorante il Colonnino(リストランテ・イル・コロンニーノ)
住所Via S. Andrea, 37, 56127 Pisa PI
WEBhttp://www.ristoranteilcolonnino.it
営業時間木〜火:12:00〜15:00, 18:00〜24:00
定休日水曜
アクセスピサ中央駅から徒歩17分
地図MAP 14

Lucca(ルッカ)で散策する

ピサから北へ電車で30分ほど行った要塞都市 Lucca(ルッカ)。中世の城壁と街並が残っています。
ピサからルッカまでの 電車代 3.50€(455円)です。

名前Stazione Lucca(ルッカ駅)
住所viale 55100, Viale Camillo Benso Cavour, 15, 55100 Lucca LU
WEBhttp://www.trenitalia.jp
アクセスピサ中央駅から電車で30分
地図MAP 15

Mura di Lucca(ルッカの城壁)

ルッカ駅は城壁の外側にあります。高さ12mの城壁の中側が中世の街。駅から一番近い門 Porta Saint Pietro(サン・ピエトロ門)まで350m、徒歩5分ほど。
旧市街をぐるりと囲む城壁は1周・4.2km。街を囲む城壁が完全な形で残されているのは世界でも珍しいそうです。
上から見ると見事ですね!

この城壁は上に登ることができます。並木道になっていて散策にもぴったり。レンタサイクルで城壁の上の並木道4.2kmをぐるっと一周たのしそう!
番組で借りていたのはどこのショップかわかりませんが 自転車のレンタル(1時間)3.50€(455円)でした。
レンタサイクルは数軒あるようです。駅前の ツーリスト・センター でも借りられます。子供用もあり。駅ナカにも Cicli Primo というレンタサイクルショップがあります。

名前Tourist Center Lucca(ツーリスト・センター・ルッカ)
住所Piazzale B. Ricasoli, 203, 55100 Lucca LU
WEBhttp://www.touristcenterlucca.com
営業時間9:00〜19:00
定休日なし
アクセスルッカ駅から徒歩30秒
地図MAP 16

Torre Guinigi(グイニージの塔)

城壁の内側の旧市街は石畳の道にレンガ造りの家が建ち並んでいます。
狭い通りの間から見えるのはてっぺんに木が生えている風変わりな塔 Torre Guinigi(グイニージの塔)。中世に権力の象徴として塔を建設し、注目されるために木を植えたそうです。
塔の高さは44m、階段は230段。入場料 4.00€(520円)で塔の上のテラスまで登ることができます。
上からの眺めも素敵。

名前Torre Guinigi(グイニージの塔)
住所Via Sant’Andrea, 55100 Lucca LU
WEBhttp://www.lemuradilucca.it/torri/torre-guinigi
営業時間11〜2月:9:30〜16:30、3・10月:9:30〜17:30
4・5月:9:30〜18:30、6〜9月:9:30〜19:30
定休日12/25
アクセスサン・ピエトロ門から徒歩11分
地図MAP 17

Lucca(ルッカ)で買う

城壁の上のマーケット

城壁の上の広場に特設マーケットが出ていました。いつもあるというわけではなさそうです。散策していてたまたま遭遇できたら嬉しくなっちゃいますね。
植物の苗を売っているショップでブラジル原産の激辛唐辛子、ピメンタ・デ・ネイドを試食した武田さん。辛そうでした!
手編みのカゴを打っている雑貨屋さんで オリーブの枝で編んだカゴ18.00€(2,340円)で購入していました。

トスカーナMAP

2度目のシリーズには フィレンツェベネチアミラノローマローマ(超ローカル編)シチリアナポリアマルフィ などイタリアの都市の登場が多いです。イタリア好きには嬉しいですね!

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