世界はほしいモノにあふれてる「マルタですてきを探す旅」紹介リスト

NHK Gで放送している「世界はほしいモノにあふれてる(略称:せかほし)」シリーズ。
世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。目利きバイヤーに密着したドキュメンタリーにはほしいモノがたくさん、行きたい場所がいっぱい登場します。
世界はほしいモノにあふれてる マルタですてきを探す旅 アクセサリー&レース(初回放送:2018年7月5日)のMCは俳優の 三浦春馬 さん、歌手の JUJU さん。ナレーション(天の声)は 神尾晋一郎さん、バイヤーは CREA Traveller 編集長の 倉林里実 さんでした。
番組を参考に、自分で行くときのためにまとめてリストにしてみました。

紹介されたスポットの位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ!
マルタMAP

世界はほしいモノにあふれてる ミラノ&パリ・運命の靴を探す旅のまとめはこちらへ!

世界はほしいモノにあふれてる「ミラノ&パリ・運命の靴を探す旅」紹介リスト
NHK G「世界はほしいモノにあふれてる」シリーズの「ミラノ&パリ・運命の靴を探す旅」(2018年9月27日放送)のMAP付きまとめです。 世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。ほしいモノ、行きたい場所が満載の番組はいつか自分自身で行く旅の参考になるはず。

バイヤー

番組では CREA Traveller(クレアトラベラー)の編集長 倉林里実(くらばやしさとみ)さんのマルタでの取材を紹介していました。

CREA Traveller(クレアトラベラー)

2000年に CREA(クレア)の姉妹誌として創刊された CREA Traveller(クレアトラベラー)。極上な旅のスタイルを提案するハイエンドな旅の専門誌。ガイドブックとは違った切り口で書かれた現地情報、そして美麗な写真が魅力です。現在は年4回発行しています。
100頁ほどの第一特集(海外)、第二特集以降(国内もあり)、ファッションやカルチャーやアート情報もありという誌面構成。海外旅行好きには要チェックの雑誌。毎号何が特集されるのかとても楽しみにしています。

編集長の倉林さん自ら取材旅行に出かけるとのこと。2018年夏号「南イタリアの誘惑」の第二特集「マルタの奇跡」のための取材旅行の模様を紹介していました。
旅はいつも驚きに満ちている、「旅は謎解き」だという倉林さん。見ているだけで旅に出たくなるような番組でした。

名前CREA Traveller(クレアトラベラー)
WEBhttp://crea.bunshun.jp/traveller
Instagram@creatraveller

マルタ特集もある2018年夏号。まだ在庫あり。

最新号はカナダ特集。

Malta(マルタ島)

Mdina Gate(イムディーナ門)

地中海の島 Malta(マルタ)。首都・バレッタ市街、ハル・サフリエニの地下墳墓、マルタの巨石神殿群の3箇所が世界遺産に登録されている地中海の宝石です。

番組冒頭で紹介されていたのは城壁に囲まれた古都 Mdina(イムディーナ)。中世に貴族や聖職者が暮らしていた町です。
町の入口は立派なゲート。町の中は中世からあるという迷路のような路地だらけ。

名前Mdina Gate(イムディーナ門)
住所Mdina Gate, Mdina Rd, Mdina, Malta
アクセスマルタ国際空港からバスで約30分
地図マルタMAP 1

Valletta Glass(ヴァレッタ・グラス)

訪ねたのは Ta’Qali(タ・アーリ村)のクラフトヴィレッジ。ガラス工房 Valletta Glass(ヴァレッタ・グラス)の手づくりのガラス製品はマルタらしい色使いで人気です。
工房では職人さんたちがマルタの伝統的な技でガラスをつくる制作風景を見学できます。色の違うガラスを重ねていく熟練の技で鮮やかなガラス製品ができあがる様子は見事。

工房にはショップが併設されています。倉林さんは誌面に載せるガラス製品を選んで店の前で撮影。読者が見てここへ行きたいなと思えるような商品を常に探しています。
ガラスのピアスはパッと目を引く色、シンプルで飽きのこないデザイン。お土産として持ち帰りやすいというのもポイント。ピアスはなんと1セット5.00€とお手ごろ価格。欲しい!
花瓶やオブジェはそこそこお値段するようです。

タ・アーリ村はヴァレッタから車で20分、イムディーナから車で5分。路線バスでも行けます。

名前Valletta Glass(ヴァレッタ・グラス)
住所Long Hut One, Crafts Village, Ta’Qali, Malta
WEBhttp://vallettaglass.com
Instagram@vallettaglass
営業時間月〜金:8:30〜16:30、土:9:30〜14:00
定休日日曜
アクセスヴァレッタからバスで約30分「Qali Interchange」停留所から徒歩10分、イムディーナからバスで約10分「Snajja」停留所から徒歩3分
地図マルタMAP 2

猫モチーフのガラスの置物が多いのは、やはりマルタが猫の島だからでしょうか。

L-Intrata, L-Arloġġ Tal-Lira(マルタ時計工房)

次に向かったのは Hamrun(ハムルーン)にあるマルタ時計の工房 L-Intrata, L-Arloġġ Tal-Lira(マルタ時計工房)。マルタ語で L-Arloġġ Tal-Lira(タル・リーラ時計)と呼ばれる伝統工芸品は17世紀後半にイタリアから技法が伝わり現在も17世紀と変わらぬ職人技でつくられています。時計のデザインは17世紀ヨーロッパで流行していたバロックやロココ様式。当時は貴族や位の高い聖職者しか手にできないものでした。

この道25年のマルタ時計職人 Gejtu Said(ゲイター・サイード)さんはマルタ工芸賞も受賞した腕の持ち主。工房では手巻き時計をつくる職人、絵を描く職人、金箔を貼る職人と分業作業で1つ1つオーダーメードの時計を仕上げています。使う材料も17世紀から変わらず。金箔を貼る糊にウサギの皮の内側のゼラチン質を使用していてびっくり。
工房の見学は事前にメールで予約が必要です。

名前L-Intrata, L-Arloġġ Tal-Lira(マルタ時計工房)
住所L-Intrata, 48 Fra Diegu Street, Hamrun, Malta
mailgejtusaid@yahoo.com
営業時間月〜金:8:30〜18:00(見学は要予約)
定休日土曜・日曜
アクセスヴァレッタ中心部からバスで約5分「Gejtano」停留所から徒歩2分
地図マルタMAP 3

観光ガイドだけでなくマルタの英語留学情報もあり。

The Silversmith’s Shop(シルバースミスズ・ショップ)

Valletta(ヴァレッタ)の銀細工 Filigree(フィリグリー)のお店 The Silversmith’s Shop(シルバースミスズ・ショップ)。3代続くフィリグリー職人のお店です。現オーナーは3代目の Matthew Bougie(マシュー・ボージュ)さん。この道20年の超一流の職人。お父様の Maurice(モーリス)さんから13歳の頃から仕込まれ、6年前に店を引き継ぎました。

フィリグリー細い銀線で模様をつくりだしたアクセサリー。16世紀にスペインやイタリアから持ち込まれた銀のワイヤーを編んでいく技法は現在も受け継がれています。幅1mmの銀線でつくられた型に0.25mmのワイヤーを丸めて細かい模様を入れていくというとても細かい作業。三浦さんも興味津々。三浦さんはこの収録以来、雑誌のインタビューで「行きたい場所は?」と訊かれると「マルタでフィリグリーが見てみたい」と答えるようになっているほど。

フィリグリー代表的なモチーフはマルタクロス。Knights of Malta(マルタ騎士団)の紋章です。マルタ騎士団の時代は貴族の装飾品だったフィリグリーですが、いまでは割と手に入りやすい価格です。JUJUさんが着けていたブレスレットは 60〜70€くらい。

名前The Silversmith’s Shop(シルバースミスズ・ショップ)
住所218 Republic St, Valletta, Malta
営業時間月〜金:10:00〜17:00、土:10:00〜15:00、日:10:00〜13:00
定休日なし
アクセス聖ヨハネ大聖堂から徒歩4分
地図マルタMAP 4

St. John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)

Valletta(ヴァレッタ)にマルタ騎士団によって1572年建設された St. John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)。通称「マルタ騎士団」と知られていますが正式には「聖ヨハネ騎士団」、聖ヨハネが守護聖人です。外観はマルタ産の石灰石で地味なのですが、内部は絢爛豪華なバロック様式。天井には聖ヨハネの生涯が描かれています。

礼拝堂の両翼には8つの小さな礼拝堂。8つの国と地域から来たマルタ騎士たちの出身地ごとに小さな礼拝堂が付属しています。床は色とりどりの大理石でできた墓碑。床下には400人のマルタ騎士たちが眠っています。

16世紀ヨーロッパではキリスト教徒とイスラム教との戦いが繰り広げられていました。地中海交易の要衝だったマルタにキリスト教徒の騎士が集められてマルタ騎士団となりました。そして1565年マルタ騎士団はオスマントルコとの歴史的な戦い「マルタ大包囲戦」に勝利し名声を高め、ヨーロッパの貴族の子弟が入団を希望して集まってきたといいます。
マルタ騎士に選出されるには教会への寄進が条件の1つ。集まってきたヨーロッパ中の貴族の子弟の寄進により豪華な教会ができあがったそうです。

大きな礼拝堂に隣接した小礼拝堂は美術館として公開されています。こちらには番組の最後に登場した Caravaggio(カラヴァッジオ)の傑作『Beheading of Saint John the Baptist)(洗礼者ヨハネの斬首)』(1608年)が飾られています。

聖ヨハネ大聖堂(美術館含む)は入場料10€でオーディオガイド付き(日本語あり)。マルタに行ったなら絶対に行きたい場所です。

名前St. John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)
住所St. John’s Street, Valletta, Malta
WEBhttps://www.stjohnscocathedral.com
Instagram@stjohnscocathedral
営業時間月〜金:9:30〜16:30、土:9:30〜12:30(入場は閉館30分前まで)
定休日日曜・祝
アクセスヴァレッタ門から徒歩4分
地図マルタMAP 5

マルタ大包囲戦についてはこの本が詳しいです。

スキャンダラスな天才画家 カラヴァッジオはマルタでも騒動起こして投獄され脱獄..と相変わらすの無頼漢。

Casa Rocca Piccola(カーサ・ロッカ・ピッコラ)

昔話のようなマルタ騎士団、実は今も存在しているそうです。
de Piro(デ・ピーロ)公爵家9代目の Nicholas de Piro(ニコラス・デ・ピーロ)さんはマルタ騎士団。430年前に建てられたデ・ピーロ家のお屋敷 Casa Rocca Piccola(カーサ・ロッカ・ピッコラ)に住んでいます。
またお屋敷は一般にも公開されているので見学可能。入場料は9€です。

お屋敷には博物館級の貴重なものがさりげなく飾られています。18世紀につくられたマルタ時計、その時代のもので現存するのは6台だけ。その中の1台が飾られています。
ニコラスさんはマルタの伝統工芸品に詳しくアンティークのマルタレースも収集しています。壁には先祖代々の肖像画が飾られていて本当に博物館のよう。

マルタに最高級の工芸品が生まれたのはマルタ騎士団の成り立ちと深く関わりがあるとのこと。
マルタ騎士団の紋章であるマルタクロスの8つの角は騎士の出身地である8つの国や地域を表しています。裕福な貴族出身の騎士たちは母国の文化をマルタに持ち込みました。騎士のために時計や装飾品をつくる職人たちもマルタに移り住んだといいます。
イタリアからは華やかな装飾技術に優れた時計づくりの職人たち、スペインからは銀線で繊細な細工をつくるフィリグリー職人たち。ヨーロッパ選りすぐりの職人たちの技がマルタで合わさり凝縮されていき、その技を受け継いだマルタ人は長い年月をかけ最高品質のものを生み出すようになりました。
ものの背景のストーリーにふれるとますます知りたくなりますね。

名前Casa Rocca Piccola(カーサ・ロッカ・ピッコラ)
住所74 Republic St, Valletta, Malta
WEBhttp://www.casaroccapiccola.com
Instagram@casaroccapiccola
営業時間月〜土:10:00〜17:00
定休日日曜・祝
アクセス聖ヨハネ大聖堂から徒歩3分
地図マルタMAP 6

今でもマルタの誇りとなっている騎士団ですが、別の角度から見たお話。歴史好きな方におすすめ。

Joseph Busuttil(ジョセフ・ブスティール)

マルタの伝統工芸 Maltese Lace(マルタレース)は最高級レース。倉林さんは100年以上続くマルタで最も古いレースの店 Joseph Busuttil(ジョセフ・ブスティール)へ。
店主の Manuel Busuttil(マニュエル・ブスティール)さんはアンティークレースのコレクターとしても知られていてお店の壁にはアンティークレースがずらり。

レースの技術は騎士団がイタリアのジェノバから持ち込みました。当時はレースは糸の宝石と呼ばれるほど貴重なもの。騎士団は甲冑の下にレースをまとっていました。
現在は結婚式や子供が洗礼を受ける時にレースを身につけることが多いそうです。

レース編みは何十本もの糸を操り編んでいくとても高度な技術。かつては島のどの家庭でも女性たちはレースづくりをして家計を支えていたそうです。
今でも Gozo(ゴゾ島)を中心に伝統技術を継承していくためのスクールが開かれています。

倉林さんは100年ものアンティークレースを3点お買い上げ。1個210€でしたがシミがついていたので値引きしてくれたそうです。よかったですね。
とても繊細で薄くて軽いレースに三浦さんもJUJUさんもうっとりしていました。

名前Joseph Busuttil(ジョセフ・ブスティール)
住所222 Merchants Street, Valletta, Malta
WEBhttps://www.facebook.com/Joseph-Busuttil-310599845805606/(facebookページ)
営業時間月〜金:10:00〜18:30、土:10:0〜15:00
定休日日曜・祝
アクセス聖ヨハネ大聖堂から徒歩5分
地図マルタMAP 7

日本語ガイドブックが少ないマルタ。英語なら十分に情報あり。マルタレースをチェックするなら是非行きたいゴゾ島も載っています。

マルタ島MAP

世界はほしいモノにあふれてるシリーズの放送日時まとめはこちらへ!

NHK「世界はほしいモノにあふれてる」シリーズの放送日時まとめ【随時更新】
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