世界はほしいモノにあふれてる 鈴木亮平&JUJU「クリスマス直前!フランス・キャンドル生放送」紹介リスト

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NHK Gで放送している「世界はほしいモノにあふれてる(略称:せかほし)」シリーズ。
世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。目利きバイヤーに密着したドキュメンタリーには欲しいものや行きたいお店が続々登場。バイヤーさんは誰?場所はどこ?物はどこで買える?と気になります。

世界はほしいモノにあふれてる クリスマス直前!フランス・キャンドル生放送(初回放送:2020年12月17日22:30〜 再放送:2020年12月21日25:00〜、2022年12月23日15:45〜)のMCは歌手の JUJU(ジュジュ)さん、ナレーション(語り、天の声)は声優の 神尾晋一郎(かみおしんいちろう)さん。神尾さんはサンタコスチュームで登場。10月からの新MCは三浦春馬さんと親交のあった俳優の 鈴木亮平(すずきりょうへい)さんです。
10月以降も三浦春馬さんの話題がときどき出てきて、番組出演者とスタッフの「これからも旅を続けていく、一緒に」という気持ちが伝わってきます。そんな温かさも番組の魅力。
バイヤーは照明デザイナーで株式会社I.C.O.N.代表の 石井リーサ明理(いしいりーさあかり)さんです。
番組を参考に、自分で行くときのために気になるお店やスポットをまとめてリストにしてみました。最後に番組内の音楽もまとめてあります。
せかほし最新の放送は 2023年11月4日(土)15:55〜16:20祝5周年!とっておきの旅SP」です。

U-NEXT(ユーネクスト) でNHKの動画配信サービス NHKオンデマンド を視聴可能。世界はほしいモノにあふれてる は放送の翌日から見逃し配信中。花子とアン などの朝ドラや 西郷どん などの大河ドラマも一気見できます。U-NEXTは初回31日間無料トライアル。NHKオンデマンド は別料金ですが、もらえる600ポイントで購入できます。PR

2021年8月27日に三浦春馬さんMC回を含むセレクション DVD & ブルーレイが発売されました。収録内容は こちらの記事 に詳細をまとめています。

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私の幸せ部屋づくり 日本・フランス・イタリア のまとめはこちらをどうぞ!

愛しき紙の世界へ のまとめはこちらをどうぞ!

せかほし|バイヤーさんは誰?場所はどこ?物はどこで買える?

番組では 照明デザイナー 石井リーサ明理(いしいりーさあかり)さんの2020年10月のパリから始まるフランス キャンドルを巡る“光の旅”を紹介。
石井リーサ明理さんはパリから中継で生出演。パリは現在夜間外出禁止令が出ているそうです。

石井リーサ明理(いしいりーさあかり)さん

照明デザイナーで I.C.O.N.代表の 石井リーサ明理(いしい りーさ あかり)さん。
1971年東京生まれ。母は世界的な照明デザイナーの 石井幹子(いしいもとこ)さん、父は法学者の 石井紫郎(いしいしろう)さん。
幼稚園から高校までお茶の水女子大学附属、東京藝術大学美術学部で建築・都市計画を学び、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。
明理(あかり)と名付けたのは母 石井幹子さん。まるで照明デザイナーになるべく名付けられたように思いますが、大学院に行くまでは照明デザイナーを志してはいなかったのだそうです。

転機は大学院在学中の23歳。フランス・パリ留学。光の街と言われているパリで、最先端の照明デザインに触れるうちに光を使ったクリエーターになりたいと照明デザイナーになることを決意。
母 石井幹子さんを驚かせたようです。
修士課程修了後はニューヨークのハワード=プランストン&パートナーズ社、石井幹子デザイン事務所、パリのライト・シーブル社に勤務。日仏英の3ヶ国語に堪能。
2004年に独立し、自ら代表を務める 株式会社I.C.O.N. を設立。世界各地で都市、建築、インテリアなどの照明デザインを手掛けています。

主な照明デザイン作品は Centre Pompidou-Metz(ポンピドゥー・センター・メス)、Yves Saint Laurent Museum, Marrakech(マラケシュ・イブ・サンローラン美術館)、Parfums Christian Dior(ディオール・パルファン)店舗、ダイワ・ロイネットホテル、トゥール大聖堂付属の回廊、ブレティニー・シュール・オルグ・メディアテーク、シャンティイー城英国庭園、グランパレでの展覧会、バーゼルワールド、エルメス・モントル(時計)パビリオン、など。

また母 石井幹子さんとのコラボレーションワークとして日仏交流150周年を記念したエッフェル塔のライトアップ、ジャポニスム2018特別ライトアップ「エッフェル塔 日本の光を纏う」、日独交流150周年記念イベントライトアップも手がけています。

石井リーサ明理さんの現在の拠点はパリと東京。番組ではフランスのキャンドルを巡る旅と新作キャンドル開発に密着取材。

名前I.C.O.N.東京オフィス
住所東京都渋谷区千駄ヶ谷5-4-11
WEBhttps://www.icon-lighting.com/

石井リーサ明理さんの作品集。

せかほし|スタジオ

今回は生放送。いつもながら神尾サンタさんの進行ぶりが安定していて安心して見ることができます。
番組終了間際にNHK速報のテロップ「ユネスコの無形文化遺産に日本の「伝統建築工匠の技」登録決定」と入り、「ありがとうございます」と嬉しそうな鈴木亮平さん。
世界遺産通の鈴木亮平さんもノーマークだったようです。

初心者におすすめのキャンドル / 筒型キャンドル(ピラーキャンドル)

石井リーサ明理さんはパリから中継で生出演。
キャンドル初心者だという鈴木亮平さんにおすすめされていたのは太めの筒型のキャンドル。倒れにくくて安心。

柱型のキャンドルはピラーキャンドルと呼ばれ、ベーシックでインテリアにも合わせやすく初心者向き。無香料タイプは食卓にもぴったり。

リーサさんからプレゼント / アラバスターと火消し棒

鈴木亮平さんとJUJUさんに リーサさんからプレゼント
鈴木亮平さんには Cire Trudon(シール・トリュドン)Albâtres(アラバスター)。香りはエルネスト。キューバの革命家 チェ・ゲバラのイメージの香りで男性に人気。
アラバスターは貴重な石として古代エジプトからギリシャ、ローマにかけて彫刻・壺・鉱油入れに使われてきました。世界遺産が大好きな鈴木亮平さんにぴったりとチョイス。

JUJUさんには Cire Trudon(シール・トリュドン)の火消し棒(キャンドルの芯を曲げて消す道具)、商品名は Cire Trudon Eteignoirs英語では Snuffer(スナッファー)と呼ばれます。
フランスのプロダクトデザイナー Pauline Deltour(ポーリン・デルトゥール)が設計。真鍮の棒の先で芯の先を曲げて溶けたロウの中に入れると火が消え、火が消えたら元のように伸ばします。キャンドル上級者は便利に使えそう。

JUJUさんにプレゼントされていた Cire Trudon(シール・トリュドン)の火消し棒 Eteignoirs。

鈴木亮平さんとJUJUさんに質問 / どこの国でクリスマスを過ごしてみたい?

視聴さからの質問「どこの国でクリスマスを過ごしてみたいですか?」
鈴木亮平さんは Republic of Estonia(エストニア共和国)の首都 Tallinn(タリン)。おとぎ話のような街のクリスマスマーケット、素敵でしょうね!
JUJUさんはこの時期のフランスが大好きなので Paris(パリ)に行きたいとのこと。コロナが落ち着いたらパリにも行きたいですね。

「旅行記書きました。行ってないけど。」というキャッチコピー、世界遺産検定1級・鈴木亮平さんの世界遺産妄想旅行記。挿絵も鈴木亮平さんが描いています。家におこもりしていても旅した気分になれる一冊です。

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せかほし|France(フランス)

2020年10月のパリから始まるフランスの灯りを巡る旅。

番組予告

クリスマス直前SP!心温まるキャンドルの世界を生放送でお届け。旅の舞台はフランス。
老舗ブランドが作り上げた究極の石のキャンドルとは!?
さらに小さな村のカラフルキャンドルにうっとり。
旅人は世界的照明デザイナー・石井リーサ明理さん。コロナ禍の今人々を癒やすキャンドルの開発に挑む。
完成させた新作キャンドルを初披露。
“世界一”のパリの夜景「光の祭典」で注目される照明アーティスト渾(こん)身の作品とも出会う。

リーサさんが好きなパリの夜景スポット【パリ】

石井リーサ明理さんが好きな日が沈んだ後のパリ。Place Vendôme(ヴァンドーム広場)へ。せかほし 三浦春馬さんが指輪をオーダー する回でヴァンドーム広場の高級ジュエラー Chaumet(ショーメ)を訪れていました。

光がつくとワクワクした感じになり街が華やいで見える、と楽しそうなリーサさん。
世界一と言われるパリの夜景の美しさの秘密は光と影のコントラスト。「暗くていい」というところがフランスらしく、小さな灯りを点在させてほのかな明るさを愛でると分析。

とっておきのスポットと紹介されていたのはエッフェル塔から徒歩10分の Pont de Bir-Hakeim(ビル・アケム橋)
19世紀につくられたガラス灯が今もそのまま使われています。肉厚なガラスが光を柔らかく拡散して綺麗。石井リーサ明理さんは「真珠の首飾りのように繋がってい」と表現。

ビル・アケム橋から見えるパリのシンボル La Tour Eiffel(エッフェル塔)
エッフェル塔の照明は内側から光が昇っていく当てられ方。レースのような鉄骨の構造の中に光が当てられ、光が湧き出てくる、あるいは炎が立ち上がってくる、そんな効果が出ています。
世界の人々がエッフェル塔の夜景が好きという理由はエッフェル塔の「キャンドルっぽさ」によるのではないかと語ります。

名前Place Vendôme(ヴァンドーム広場)
住所Place Vendôme, 75001 Paris, France
名前Pont de Bir-Hakeim(ビル・アケム橋)
住所Pont de Bir-Hakeim, 75015 Paris, France
WEB
名前La Tour Eiffel(エッフェル塔)
住所Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, France
WEBhttps://www.toureiffel.paris/
営業時間9:00〜24:45
定休日なし

Aperitif(アペロ)/ 食前酒

フランスの習慣 Apéritif(アペロ)にはキャンドルが欠かせません。
キャンドルを灯して家族や友人と食前酒を飲みながらリラックスするひととき。

フランスの人気キャンドルブランド DIPTYQUE(ディプティック)。

石井リーサ明理さんのアトリエ / キャンドルの可能性【パリ】

石井リーサ明理さんのアトリエ。玄関のドアを開けると廊下のキャンドルが灯されています。
光のプロはリビングまでの動線も光で誘導。リビングルームでもたくさんのキャンドルを使い分け。
20年に渡り作品を通じてその時代を象徴するメッセージを発信してきたリーサさん。いまキャンドルに大きな可能性を見出しているといいます。

照明デザイナーとして今年どんな作品を残すべきか、思いついたのは キャンドルの光
寂しいとか不安とかネガティブな気持ちが蔓延する中で、どんな光がこの時代に求められているかを考えたときにたどり着いたのが心の原点に戻れるような小さな灯火。原点に立ち返るのが大事なのではと思ったそうです。
デザインのテーマは「心を照らすキャンドル」。

名前I.C.O.N.パリオフィス
住所42 Avenue de Wagram 75008 Paris, France

リーサさんみたいに小さなキャンドルをぽつぽつと灯すのも素敵。24個パックのお買い得品なら毎日使ってもよいですね。

フィンランドのテーブルウェアブランド iittala(イッタラ)のキャンドルホルダー Kivi(キビ)。12色あり。

Cire Trudon(シール・トリュドン)/ アラバスター【パリ】

リーサさんがデザインのヒントを求めてやってきたのは1643年創業、ルイ14世時代の宮廷にも納めていたというフランス最古のキャンドルメーカー Cire Trudon(シール・トリュドン)。マリー・アントワネットやナポレオンなど時の権力者に愛されてきたブランドです。
金色のラベルの美しいガラス容器に入ったキャンドルを創業当時から変わらぬレシピでつくり続けています。本店はパリ左岸。
原料は100%植物由来のワックスと蒸溜されたエッセンシャルオイル。エッセンシャルオイルで香付けられた Scented Candle(センティッド キャンドル)(アロマキャンドル)は数十種類。お気に入りの香りを見つける楽しさもあります。

クリエイティブディレクター Julien Pruvost(ジュリアン・プリュヴォ)さんが全てのキャンドルの開発を手がけています。店内にはキャンドルというよりアート作品のようなものもあり。
紹介してくれてのはアロマよりも濃厚な香りを混ぜ込んだ パフュームキャンドル。いまフランスの女性たちに人気なのだとか。シルノスという香りは爽やか。

紹介されたのは Les Albâtres(アラバスター)という名のセンティッドキャンドル。定番の緑のガラスホルダーではなく Alabaster(アラバスター)という希少な白い鉱石を手作業で掘った彫刻的な容器がエレガント。「Alabaster Skin(白く滑らかな肌)」などと古くから白く美しいものの形容詞に使われてきたアラバスター。キャンドルも白い器、白い蝋、温かな色の光を柔らかく拡散しています。
アラバスターの容器が和紙みたいでも石の模様が山脈や雲を思わせるとリーサさん。蝋が減っていくに従い光の見え方が変化することも楽しいと気に入った様子。「時間の変化を楽しめるキャンドル」という開発のヒントをもらいました。

アラバスターの香りは コリアンダーとピンクペッパーコーンの Héméra(ヘメラ)、革とタバコの Ernesto(エルネスト)、モロッコ風ミントティーの Abd El Kader(アブド・アルカーディル)の3種類。お値段は €160.00。
鈴木亮平さんがプレゼントされていたのは男性受けするエルネスト。とてもいい香りだそうです。

シール・トリュドンで有名なのは Napoléon(ナポレオン)が1811年に息子 ナポレオン2世の誕生を祝って作らせたという Cameo(カメオ)入りのキャンドル Imperial Pillar Candle(インペリアル ピラー キャンドル)。今でも当時と同じものが販売されています。お値段は €90.00。

ショップではキャンドルホルダー(燭台)に立てて使うタイプの香りのないロウソクも販売。色や形が豊富で眺めているだけで楽しくなります。
キャンドルホルダーもいろいろあり、キャンドルに関するものは何でも揃う品揃え。さすがフランスでいちばんの老舗です。

名前Cire Trudon(シール・トリュドン)パリ左岸本店
住所78 rue de Seine 75006 Paris, France
WEBhttps://trudon.com/
営業時間月〜土:10:30〜20:00、日:11:00〜19:00
定休日なし

Cire Trudon(シール・トリュドン)のキャンドル。

Les Bougies de Charroux(シャルー村のキャンドル)/ カラフルな手作りキャンドル【シャルー村】

次に訪れたのはパリから車で約4時間、オーベルニュ地方アリエ県の Charroux(シャルー)村。「フランスで最も美しい村」に選ばれている人口350人あまりの小さな村。マスタードの産地としても知られています。
シャルーのろうそく屋さん Les Bougies de Charroux(レ・ブジー・ド・シャルー)という工房兼ショップ、小さな村の古い建物でカラフルなキャンドルを手作りしています。実はフランス国内に14店舗展開する人気ブランド。世界のキャンドル好きが注目しています。
フレグランスは香水で有名なグラースのエッセンシャルオイルを使用。パステルカラーの淡い色合いのキャンドルは種類も豊富。

人気の理由は色使い。色とりどりの Bougies Parfumées(香りのキャンドル)は100種類以上もあります。
リーサさんは2代目職人 Pierre Corgnet(ピエール・コルニエ)さんとオンラインミーティング。心癒す色の秘密をリサーチ。
カラーキャンドルの匠 ピエールさんの自信作はジャム瓶に入ったカラフルなキャンドルのシリーズ。まず目で見て楽しんでもらいたいと色彩溢れるショップは見るだけでもわくわく。

ショップはシャルーだけでなくパリ右岸にもあり。
お値段はガラス瓶入り香りのキャンドルの普通サイズで €9,00とお手頃な価格帯です。

Waffle(ワッフル 仏:Gaufre)が色のモチーフとなって生まれた Waffle(ワッフル)という名前のキャンドルもあり。
色のルーツは幼い頃の思い出。Lavande(ラベンダー)という名のキャンドルは子供の頃に家族で訪れる南仏プロバンスのラベンダー畑をイメージ。
せかほし色の Herbes Coupées という名のキャンドルはお父さんが別荘の庭の芝刈る光景、雨上がりの芝の青さをイメージしたグリーン。

他にもCitron(シトロン、レモン)、Cassis(カシス)などのフルーツや Chocola(ショコラ)など美味しそうな名前のキャンドルがたくさん。
ピエールさんは子供の頃の幸福な記憶を思い起こさせ、安心感を与える色をつくっていると語ります。

こちらのブランドはピンクをメインカラー。ニュアンス違いでいくつも取り揃えています。
リーサさんにとってピンクは少し遠い色。多くのライトアップを手がけてきましたがピンクが主役の依頼はほとんどありませんでした。
ピンクは日本ではガーリーな女の子っぽい色というイメージがありますが、フランスでは幸福の色とされています。
ピンクに対する認識を新たにしたリーサさん。

名前Les Bougies de Charroux(シャルー村のキャンドル)シャルー本店
住所5 Rue des Bajauds, 03140 Charroux, France
WEBhttps://www.bougies-charroux.com/
営業時間10:00〜19:00
定休日なし
名前Les Bougies de Charroux(シャルー村のキャンドル)パリ店
住所65 rue d’Argout paris, France
営業時間月火水日:11:00〜13:00, 14:00〜19:30、木金土:11:00〜19:30
定休日なし

Fête des Lumières(光の祭典)/ 12月のライティングイベント【リヨン】

パリから列車で2時間、フランス南東部の都市 Lyon(リヨン)へ。せかほし 極上の肉を探す旅 の回ではリヨンのシャルキュトリ(食肉加工品)を紹介していました。
中世の香りが漂うリヨンで毎年に12月に行われる Fête des Lumières(光の祭典)。街中の建物をプロジェクションマッピングなどで照らす世界的なライティングイベント。21年前に始まり4日間で延べ400万人が訪れます。

リーサさんはリヨン 光の祭典アーティスト大使を務めていて、自らの作品発表されたこともあり。
リーサさんが注目するアーティスト Erik Barray(エリック・バレ)作の「カゲロウ」。最新鋭のプロジェクションマッピングとは真逆の自然に溶け込むような光。オブジェはカゲロウの家を表しています。
心を癒す光のヒントを求めてリーサさんはエリック・バレさんを訪ねることに。

名前Fête des Lumières(光の祭典)
WEBhttps://www.fetedeslumieres.lyon.fr/
開催日毎年12月上旬

香料不使用なのに蜜蝋の甘い香りがほんのり漂うミツロウキャンドル。

エリック・バレさんのアトリエ / 照明アーティスト【リヨン郊外】

2020年10月29日、リヨンから車で1時間、自然豊かな田舎町にある Erik Barray(エリック・バレ)さんのアトリエへ。照明アーティストのエリックさん、森で自ら集めた柳の枝などを編み込んでつくる作品など、40年に渡り照明の世界でものづくりを続けています。

エリックさんのインスピレーションの源は自然。作品の材料も自然から得た素材。自然は癒し、自然から得た感動を誰かと共有することも魂の癒しになると語ります。
DNAの形に編まれた作品は「生き物の原点に立ち返る」というメッセージが込められています。自然の形は必ず修復可能になっている、だから私は未来を信じている、と力強い言葉。

実は撮影の前日の2020年10月28日に新型コロナの影響で今年の「光の祭典」の中止が決定。それでも手を止めずに作品を作り続けるエリックさん。今年の光の作品を完成させると心に決めていました。

17世紀にヨーロッパ一帯で感染症のペストが流行。リヨンの人々は街にペストが広がらないように教会に向かい祈りを捧げました。するとペストは収束したといいます。
以来数百年に渡り人々は光で祈りと感謝を捧げるために毎年12月に窓辺にキャンドルを灯し続けてきました。
家に閉じこもって通りには誰一人出ていなかったとしてもキャンドルの光が多ければ多いほど仲間の数も多いということ。どんな暗闇でもキャンドルを灯せば人は安らげる。光は希望だとエリックさん。
その話を聞き涙を流すリーサさん。光が持っている癒しの力を改めて感じたようです。

名前Erik Barray(エリック・バレ)
住所7 rue du Mont d’Or 69009 Lyon, France
WEBhttps://www.atelier-erik-barray.com/

マルゴー・ビュッチェーさんとトマ・ピアザさんのアトリエ / キャンドル作家【アルザス】

ドイツとの国境沿いにあるフランスの Alsace(アルザス)地方。アルザスといえばヨーロッパ最大規模のクリスマスマーケット。せかほし 極上ティータイム の回でもアルザス地方・ストラスブールのクリスマスマーケットを紹介していました。

Strasbourg(ストラスブール)にあるキャンドル作家 Margaux Butscher(マルゴー・ビュッチェー)さんとパートナーでキャンドル作家の Thomas Piazza(トマ・ピアザ)さんのご自宅兼アトリエへ。2015年からキャンドルを作り始めたマルゴーさんとトマさん、2018年から La Bougiterie(ラ・ブージテリー)という屋号でキャンドルを制作販売。実店舗は持たず、Colmar(コルマール)・Strasbourg(ストラスブール)・Mulhouse(ミュルーズ)のクリスマスマーケットやネット直販を中心に販売しています。

アルザスで生まれ育ったマルゴーさんとトマさんの作品はポエティックなほっこりするキャンドル。アルザス伝統のクリスマスの時期のお菓子 Manala(マナラ)をモチーフにしたキャンドルなど郷土愛が詰まっています。
マルゴーさんとトマさんの作るものにはキャンドルが好きだという思いが詰まっていることを読み取ったリーサさん。心を和ませるキャンドルを作ってくれるのではないかとオリジナルキャンドルの制作を持ちかけました。

2020年10月30日にフランス全土でロックダウン開始。直接会えないリーサさんとマルゴーさんはリモートで打ち合わせ。
リーサさんは小さなキャンドルを首飾りのように芯で繋いだデザイン。カラーは幸福の色 ピンクを基調に、とオーダー。

新型コロナの影響で今年のアルザス・クリスマスマーケットが中止。キャンドル作家の晴れ舞台が消え、多くの在庫を抱えてしまったマルゴーさんとトマさん。
そのような状況下でのリーサさんからの依頼はマルゴーさんを喜ばせました。クリスマスマーケットは中止になりましたがマルゴーさんとリーサさんの灯火が人々の心に光をもたらすことができる、と制作に力が入ります。

12月3日、マルゴーさんの試作品がリーサさんの元に届きます。
24のパーツが連なるデザイン。普段は飾っておいて、灯したいときに一つづつ芯を切って使う、というアイデア。
キャンドルを花に見立てた「光の森」、「キャンドル×マカロン」、雪月花「光生け花」、芯を切らずにツリーに巻く「キャンドル×オーナメント」、などのアレンジも紹介していました。

名前La Bougiterie(ラ・ブージテリー)
住所3 Rue des Ecrivains, 67000 Strasbourg, France
WEBhttps://www.labougiterie.fr/

せかほし|音楽 BGM

JUJUさんNHK紅白歌合戦初出場決定おめでとうございます。歌うのは せかほしのオープニングテーマではなく「やさしさで溢れるように」です。
「せかほしファミリーのことを思いながら、みなさんのことを思いながら歌いたいと思います」と意気込みを語ってくれました。
番組内挿入歌 をまとめました。

オープニングテーマ

オープニングテーマ は JUJUさんの「Remember (The Good Times)」です。

エンディングテーマ

2020年10月からの エンディングテーマ は JUJUさんの「Voice」です。

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2020年4月1日に番組のオフィシャルブックが発売されました。

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