世界はほしいモノにあふれてる「フランス・遊び心あふれるインテリア雑貨」紹介リスト

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NHK Gで放送している「世界はほしいモノにあふれてる(略称:せかほし)」シリーズ。
世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。目利きバイヤーに密着したドキュメンタリーには欲しいものや行きたいお店が続々登場。バイヤーさんは誰?場所はどこ?物はどこで買える?と気になります。
世界はほしいモノにあふれてる フランス!遊び心あふれるインテリア雑貨(初回放送:2018年11月29日)のMCは俳優の 三浦春馬(みうらはるま)さん、歌手の JUJU(ジュジュ)さん。ナレーション(天の声)は声優の 神尾晋一郎(かみおしんいちろう)さん。バイヤーは Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)/H.P.France(アッシュ・ペー・フランス)のバイヤー Marthe Desmoulins(マルト・デムラン)さん、H.P.France(アッシュ・ペー・フランス)ディレクター 村松もも世(むらまつももよ)さんでした。

紹介されたスポットの位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ!
パリMAP

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2020年4月1日に番組のオフィシャルブックが発売されました。

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せかほし|マルト・デムランさん|バイヤーさんは誰?場所はどこ?物はどこで買える?

番組では Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)/H.P.France(アッシュ・ペー・フランス)のカリスマバイヤー Marthe Desmoulins(マルト・デムラン)さんと H.P.France(アッシュ・ペー・フランス)のディレクター 村松もも世(むらまつももよ)さんの2018年10月のフランスでの買い付けを紹介していました。

マルト・デムランさん / Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)【東京】

1989年にパリでブティック Absinthe(アブサント)をオープンした Marthe Desmoulins(マルト・デムラン)さん。シャルロット・ゲンズブール、カトリーヌ・ドヌーブ、シンディ・ローパー、ドリス・ヴァン・ノッテンなどのセレブも通う有名店となりました。
2004年にデザイナーである夫のフランク・ドラさんと共にパリから南仏に移り住み、温暖で緑あふれる南フランスの生活を楽しまれています。

2007年に日本のファッション・インテリアセレクトショップ H.P.France(アッシュ・ペー・フランス)で Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)のプロジェクトをスタートし、2010年に東京に Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)の路面店をオープン。バイヤーとして南仏を拠点にパリ・東京へも精力的に行き来されています。

(追記)マルト・デムランさんは2021年に Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)を退任されました。
現在は2022年4月24日にオープンした FEELSEEN GINZA(フィールシーン銀座)のバイヤーを務めています。

名前Bazar et Garde-Manger(バザー・エ・ガルド-モンジェ)
住所東京都渋谷区神宮前5-2-11
営業時間11:00〜19:30
定休日不定休
アクセス東京メトロ「表参道」駅から徒歩4分
地図東京MAP 1
名前FEELSEEN GINZA(フィールシーン銀座)
住所東京都中央区銀座3-12-7 銀座ビル1-4F
WEBhttps://feelseen.jp/
営業時間12:00〜19:00
定休日不定休

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せかほし|Paris(パリ)

Du Pain et des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)/ パン屋さん【パリ】

はじめにマルトさんが「パリに来たら一度はここに来なきゃダメ!」と行っていたのはパリ随一と言われる Christophe Vasseur(クリストフ・ヴァスール)氏のブーランジェリー Du Pain et des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)。行列のできる有名パン屋さんです。
日本にも2015年に自由が丘店オープン、2016年に青山に移転オープンしましたが現在は閉店となっています。

こちらの Viennoiserie(ヴィエノワズリー)はかなりの人気。ヴィエノワズリーとは卵、バター、牛乳、クリーム、砂糖が入ったリッチなパンの総称。
おすすめはグルグル渦巻きのカタツムリみたいなパン・Escargot(エスカルゴ)。ピスタチオとチェリー入りを購入されていました。エスカルゴはクリームチーズ入りなど数種類の味があり。

このお店のある Canal St-Martin(サンマルタン運河)エリア は数年前から注目されてきたおしゃれスポット。下町風情の残る独特のゆったりとした雰囲気にセンスの良いショップが点在しています。
お天気が良ければ運河沿いをぶらぶら散策するのもいいですね。

名前Du Pain et des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)
住所34 Rue Yves Toudic, 75010 Paris
WEBhttp://dupainetdesidees.com
Instagram@dupainetdesidees
営業時間月〜金:7:00〜20:00
定休日土曜・日曜
アクセスメトロ3「Jacques Bonsergent」駅から徒歩3分
地図パリMAP 1

Bleuet Coquelicot(ブルーエ・コクリコ)/ 花屋さん【パリ】

サンマルタン運河エリア、次に訪れたのはこだわりの花しか置かない小さな花屋さん Bleuet Coquelicot(ブルーエ・コクリコ)
マルトさんは「私たちの仕事は美しいものをみつけること」と、買い付けする商品以外にもいつもアンテナを張っています。

名前Bleuet Coquelicot(ブルーエ・コクリコ)
住所10 Rue de la Grange aux Belles, 75010 Paris
WEBhttp://bleuetcoquelicot.info
Instagram@tom_des_fleurs
営業時間火〜土:10:30〜20:00、日:10:30〜13:00
定休日月曜
アクセスメトロ3「Jacques Bonsergent」駅から徒歩6分
地図パリMAP 2

Amrose(アムローズ)/ ハンドメイドのスニーカー【パリ】

マルトさんと村松さんが展示会で目に留めたのはパリのデザイナーによる Amrose(アムローズ)のハンドメイドのスニーカー。ペルシャの女性たちよって手織りされるアッパーに、クッション性のあるソール。温かみのある白にカラフルで愛らしい刺繍が入っています。
新作のモチーフは子供の時迷い込んだ森で見つけたキノコや花、大好きだったハンバーガー。小さくて可愛い物語が描かれていました。

名前Amrose(アムローズ)
WEBhttps://amrose-paris.com
Instagram@amroseparis
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LeO ATLaNTE(レオ・アトランテ)/ ファブリック

この展示会で毎回訪れるブース LeO ATLaNTE(レオ・アトランテ)。10年来の付き合いになる2人のデザイナー Manu Anessi(マニュ・アネッシ)さんと Chistophe Blateau(クリストフ・ブラトー)さんによるブランドです。
ヨーロッパのデットストックのファブリックをモロッコに持ち込み、そこへモロッコ伝統の「フェズステッチ」を全て手刺繍で丁寧に施してクロスやストールを制作しています。柄も質感も全く異なる布を組み合わせたストールはずっと飽きずに身につけられそうです。

彼らが作る色鮮やかなスカーフがお気に入りというマルトさん。
新作のランチョンマットをオーダー。ファブリックの色と刺繍する糸の色を相談して組み合わせを決めていました。

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Julie Lansom(ジュリー・ランソン)さんのご自宅兼アトリエ【パリ】

新人クリエイターを発掘するのもマルトさんと村松さんのお仕事。照明作家 Julie Lansom(ジュリー・ランソン)さんがご自宅兼アトリエ としているパリのアパルトマンへ。

一人暮らしの部屋を飾るためオリジナルのランプシェードをつくりはじめたというジュリーさん。100色もの光沢のある刺繍糸を骨組みに張り巡らした照明を自ら制作しています。
刺繍糸が並んでいるところを見るだけでわくわくしてしまいますね。

日本に合う色で特注品をオーダーするのが今回の目的。マルトさんは即座に刺繍糸の組み合わせを選んでいました。
ラベンダー色を使ってみたいと考えた村松さん。ラベンダーはお葬式のイメージ、と渋るマルトさんジュリーさんに「日本の湿気の多い気候だとラベンダーは合うと思う」と伝えてラベンダーとネイビーの組み合わせも試していました。
デザイナー自身の部屋も日本のアパートの広さに似ているので日本のお部屋にも合いそう。圧迫感がなく気持ち良く影が家を包んでくれる照明です。

名前Julie Lansom(ジュリー・ランソン)
WEBhttps://www.julielansom.com
Instagram@julielansom
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せかほし|パリMAP

せかほし|Besançon(ブザンソン)

Vincent Verde(ヴィンセント・ヴェルデ)さんのアトリエ【ブザンソン】

朝6勤にパリを出発。電車でパリから3時間かけてフランス東部・スイス国境の町 Besançon(ブザンソン)へ。時間をかけてでも会いたい陶芸作家 Vincent Verde(ヴィンセント・ヴェルデ)さんのアトリエ へ買い付けに出かけていました。番組では「ヴェレル」と紹介されていましたが H.P.France では「ヴェルデ」と表記されているようです。

年ごとに作風がガラリと変わるヴィンセントさんの作品。今年はピンクのグラデーションが優しい印象です。無骨な感じを残しながらすごく繊細に丁寧につくっています。
作る前のプランは一切なく心の赴くままつくるのがヴィンセントさんの作品の魅力。

小学校で子供達に工芸を教えていたときにインスピレーションを受けてできたという小さなモンスターみたいなボウル。ユーモアがあってユニークでした。
次々に買い付けるモノを選んでいくマルトさん。今年もすっかり魅了されたようです。

名前Vincent Verde(ヴィンセント・ヴェルデ)
WEBhttp://verdeterres.tumblr.com
Instagram@vincentverde

せかほし|Provence(プロバンス)

マルトさんのご自宅【プロバンス】

南仏 Provence(プロバンス)Avignon(アヴィニヨン)にある マルトさんのご自宅 にお邪魔。
マルトさんは夫のフランク・ドラさんと15年前にパリから南仏に移り住み、南仏・パリ・東京を行き来する生活。

18世紀の古い建物をリノベーションしたご自宅はマルトさんの好きなものに囲まれた居心地の良さそうな空間。蚤の市で買ったものや作家の作品が雑然と置かれているようで、それでいてどこか統一感のあるマルトさんらしいお宅でした。
好きなものに溢れた自宅にいるのは「幸福感に満ちた泡の中に包まれている感じ」という表現も素敵。

マルトさんはカリフラワーとサーモンのパンナコッタをつくって村松さんをおもてなししていました。テーブルコーディネートも素晴らしかったですね。
ヴィンセントさんのつくった小さなモンスターみたいなボウルにカリフラワーの脳みそを入れていたのもおちゃめで良かったです。

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