ここは行きたい!2度目のスペイン・サンセバスチャンのおすすめスポット

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NHK BSプレミアムで放送している「2度目の旅」シリーズ。
ちょっと個性的で、ディープな穴場を巡る旅は毎回とても楽しそうで、わたしも行ってみたい!と思ってしまいます。
2018年4月から30分番組に生まれ変わって新登場。1日に凝縮した旅の行程になっています。
2度目のスペイン サンセバスチャン編 ちょっとディープな海外旅行(初回放送:2018年6月14日 23:00〜23:30)の声の出演は 室井滋 さん、旅人(食べ人)は 呂敏(ROBIN ろびん)さんでした。
スペインの通貨は €(ユーロ)。1€=133円(2018年4月のレート)で計算しています。

紹介されたお店の位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ! サンセバスチャンMAP

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旅サラダ・サンセバスティアンの旅はこちらへ

サンセバスチャンで朝ごはん

San Sebastián(サンセバスチャン、サンセバスティアン)は60㎢、人口18万人の小さな都市なのにミシュラン星付きレストランが10軒(2018年5月現在)もあり、美食の街として知られています。
番組ではおこづかい2万円で1日食べ歩きしていました。
市の名称はスペイン語では San Sebastián(サンセバスチャン)、バスク語では Donostia(ドノスティア)。住所には San Sebastián ではなく Donostia と書かれていることもあります。

Ganbara(ガンバラ)

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市役所の北側の旧市街がグルメ激戦区。路面の飲食店が超密集しています。
はじめに呂敏さんが向かったのは人気バル Ganbara(ガンバラ)ピンチョス(スペイン語:Pincho、バスク語:Pintxo)が美味しいと評判のお店です。
もともとピンチョスは串に刺されたおつまみを意味していましたが、最近では串に刺されていない料理もピンチョスと呼ばれているようです。番組では「ピンチョス=小皿料理」と説明されていました。

カウンターにはピンチョスや食材が並んでます。
呂敏さんが食べていたのは1番人気の Tartaleta de txangurro(カニのミニタルト)2.70€(359円)。
タルト生地にカニ肉ペーストを乗せてオーブン焼いています。注文するとオーブンで温めてあつあつを出してもらえます。海の旨みをぎゅっと濃縮した味。

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こちらのお店はキノコ料理も評判です。季節により出されるキノコが変わるようです。ポルチーニのソテー食べたい!
観光客も多いせいかお値段は全体的にちょっとお高めのようで、調子に乗っていろいろ食べたら結構な額になりそう。

名前Ganbara(ガンバラ)
住所San Jeronimo Kalea, 19, 20003 Donostia / San Sebastián
WEBhttp://www.ganbarajatetxea.com
Instagram@ganbara_
営業時間火〜土:12:00〜15:15, 19:00〜23:00、日:12:00〜15:15
定休日月曜
アクセス鉄道「Amara Donostia」駅から徒歩17分、バス「Boulevard 17」停留所から徒歩3分
地図サンセバスチャンMAP 1

Azkena(アズケナ)

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Ganbaraオーナーのおすすめの Tortilla(トルティージャ、スペイン風オムレツ)の美味しいバル Azkena(アズケナ)。Ganbaraから徒歩3分 Mercado de la Bretxa(ブレチャ市場)内・地下1階にあります。
こちらのお店もカウンターにピンチョスがたくさん!どこかで見たことがあると思ったら、2016年10月放送のNHK「旅するスペイン語」に登場していましたね。

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トルティージャだけでも数種類ありますがおすすめは定番の Tortilla de Patatas(トルティージャ・デ・パタタス)1切れ 2.00€(266円)。
ジャガイモがメインのプレーン・トルティージャ。とろっとしてふわふわです!

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NHKのサイトの情報によると8:00〜11:00までがトルティージャ、11:00〜がピンチョスの時間になっているそうです。
他のピンチョスも手が込んでいて美味しそう。

名前Mercado de la Bretxa(ブレチャ市場)
住所Boulevard Zumardia, 3, 20003 Donostia / San Sebastián
WEBhttp://www.cclabretxa.com
Instagram@cc_la_bretxa
営業時間月〜土:8:00〜21:00
定休日日曜
アクセス鉄道「Amara Donostia」駅から徒歩16分、バス「Boulevard 3」停留所から徒歩1分
地図サンセバスチャンMAP 2
名前Azkena
住所Boulevard Zumardia, 3, 20003 Donostia / San Sebastián
WEBhttps://www.facebook.com/Bar-Azkena-327056314329467/(Facebookページ)
Instagram@barazkena
営業時間月土:8:00〜15:00、火〜金:8:00〜17:00
定休日日曜
アクセスブレチャ市場内・地下1階
地図サンセバスチャンMAP 3

Aiztgorri(アイツゴリ)

Azkenaオーナーおすすめのバル Aiztgorri(アイツゴリ)。緑のキャビアと呼ばれる貴重なえんどう豆が食べられます。
店内は Bar(バル)と Restaurante(リストランテ)に分かれていて、番組で紹介されていたのはバルの方。バルはカジュアルで気軽に入れそう。リストランテはちょっと高級で落ち着いた雰囲気。

サンセバスチャンの農家が品種改良に成功したというオリジナルのえんどう豆は春先に少量しか生産されないそうで、早朝丁寧に手摘みで収穫されたものをお店で調理しています。
ブイヨンスープにさっとくぐらせたえんどう豆に鞘でつくったソース。独特の甘みがあって、ぷちぷちの食感。
Guisantiotos Lágrima(涙型えんどう豆)24.00€(3,192円)です。

名前Aiztgorri(アイツゴリ)
住所Usandizaga Kalea, 20, 20002 Donostia / San Sebastián
WEBhttp://restauranteaitzgorri.com
Instagram@restauranteaitzgorri
営業時間火〜日:8:00〜24:00
定休日月曜
アクセス鉄道「Gros」駅から徒歩5分、バス「Zurriola Kursaal」停留所から徒歩2分
地図サンセバスチャンMAP 4

サンセバスチャンで散策する

Go Local(ゴー・ローカル)

番組では市場内のバル Azkena から川の向こうのバル Aiztgorri までレンタル自転車で移動していました。
市場のそばのレンタル自転車店 Go Local(ゴー・ローカル)で自転車を借りることができます。パスポートまたは日本の免許証が必要です。

海沿いをぐるっとサイクリングして川の向こうまで行くのがおすすめのコース。海風を感じながらサイクリングするのは気持ちが良さそう!自転車専用レーンがあるので運転もしやすいです。 
自転車レンタル(2時間)8.00€(1,064円)です。

Go Local では自転車ツアーやウォーキングツアーも催行しています。バル食べ歩きツアーなどもあり。詳細は オフィシャルWEBサイト をチェックしてみてください。

名前Go Local(ゴー・ローカル)
住所Sarriegi Plaza, 9, 20003 Donostia / San Sebastián
WEBhttp://golocalsansebastian.com
Instagram@GoLocalsansebastian
営業時間月〜木:9:30〜13:00、15:00〜19:00、金〜日:9:30〜13:00
定休日なし
アクセスブレチャ市場そば、鉄道「Amara Donostia」駅から徒歩16分、バス「Boulevard 3」停留所から徒歩1分
地図サンセバスチャンMAP 5

サンセバスチャンで昼ごはん

Zapiain(サピアイン)

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サンセバスチャン郊外の Astigarraga(アスティガラガ)にある伝統のステーキを食べられるお店 Zapiain(サピアイン)
サンセバスチャン中心部のマリアクリスティーナホテル裏の「Okendo」停留所でA2番バスに乗車し約15分、「San Sebastián Ruta/ Humedal」停留所で下車して徒歩9分ほど。
路線バス代 1.75€(233円)、バス代は乗車時に支払います。

サンセバスチャン中心部から南へ行った山あいにあるアスティガラガ地区は古くから農業と牧畜が盛んな田園地帯。
こちらのお店は Sidra(シードラ、リンゴ酒)の醸造所が経営している Sidreria(シードレリア、醸造所経営のレストラン)。新酒のできる1〜4月にリンゴ酒とステーキを楽しむのが伝統だそうで、なんとステーキにリンゴ酒飲み放題がセットとなったメニューになっています。

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大きな樽が並んでいる貯蔵庫へ入るとみなさん樽から吹き出したリンゴ酒を直接コップで受けています。楽しい!シードラは微炭酸ですがさらに酸素を含むことで美味になるそうです。地元の方達も盛り上がっていました。

いただくのは熟年牛のステーキ、1人前 600g。一般的には牛は2〜3歳が美味しいとされていますが、この地方では最初は乳牛として育てたあとに良い環境の中でストレスなく年齢を重ねた10歳以上の牛を食べるのだそうです。大切に育てられた熟年牛は脂がまろやかになって風味が増し肉自体も柔らかいとのこと。
厚さ5cmステーキ肉を炭火でじっくり焼いて外はカリカリ中はレアの美しい焼き上がり。
Sagardoa y Txuleta(リンゴ酒飲み放題&熟年牛ステーキ)33.00€(4,389円)です。

名前Zapiain(サピアイン)
住所Calle de Nagusia, 96, 20115 Astigarraga
WEBhttp://zapiain.eus
営業時間月〜金:20:00〜23:00、土:13:00〜16:00, 20:00〜23:00
定休日日曜
アクセスバスA2「Okendo」停留所で乗車し約15分「San Sebastián Ruta/ Humedal」停留所下車徒歩9分
地図サンセバスチャンMAP 6

サンセバスチャンで夜ごはん

Arzak(アルサック)

スペインのカリスマシェフ Juan Mari Arzak(ファン・マリ・アルサック)さんの Arzak(アルサック)は世界の美食家が憧れるミシュラン3つ星レストラン。現在は娘の Elena(エレナ)さんが跡を継いでいます。
レストランはサンセバスチャン中心部からバスで約10分ほどの場所。路線バス代 1.75€(233円)です。

呂敏さんが見ていたのは57€または72€のアラカルトメニュー。アラカルトですがメイン1品に前菜5品がついています。

この日の前菜は
Talo de Marisco Urbano(都会的な海の幸 木の葉添え)
Maiz Maseca(不思議なトウモロコシ)
Pescado Afortunado, Yema y Guisantes(メバル、豆、卵黄の競演)
Antxoa y Fresa Marinada(アンチョビのマリネとイチゴ)
Esfera de Mejillón y Cítricos(ムール貝とシトラスのボール)

メインは
Ostras Pinzadas a la Brasa(牡蠣の炭火焼き)をチョイス。
牡蠣にスモークオリーブオイル、ドライフルーツと野菜のソース、特製ニンニクソース、揚げたミント、クルミ、ネギを乗せ殻で蓋をして炭火で蒸し焼きに。とろけるクリーミーな牡蠣。呂敏さんも幸せそうでした。
前菜5品&メイン57.00€(7,581円)と意外とリーズナブル。

フルコースは210.00€。ワインも豊富に揃っているようです。
超有名店なので事前予約が必要です。オフィシャルWEBサイト から予約ができます。

名前Arzak(アルザック)
住所Alcalde J. Elosegi Hiribidea, 273, 20015 Donostia / San Sebastián
WEBhttps://www.arzak.es
Instagram@arzakrestaurant
営業時間火〜土:13:30〜15:15、20:45〜22:30
定休日日曜、月曜
アクセスサンセバスチャン中心部からバスで約10分、「Mirakruz Gaina /Alto Miracruz」停留所下車徒歩1分
地図サンセバスチャンMAP 7

サンセバスチャンMAP

2度目のシリーズの放送リストはこちらをどうぞ!

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