ここは行きたい!2度目のパリ・路線バス黄金ルートのおすすめスポット

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NHK BSプレミアムで放送している「2度目の旅」シリーズ。
ちょっと個性的で、ディープな穴場を巡る旅は毎回とても楽しそうで、わたしも行ってみたい!と思ってしまいます。
2018年4月から30分番組に生まれ変わって新登場。1日に凝縮した旅の行程になっています。
2度目のパリ 路線バス黄金ルート編 ちょっとディープな海外旅行(初回放送:2018年5月24日23:00〜23:30、再放送:[BSP] 2018年5月30日8:00〜、2018年6月7日6:30〜、2018年9月20日23:00〜、2018年9月26日8:00〜、2018年10月4日18:30〜、2023年5月13日16:30〜 [Eテレ]2021年7月4日16:00〜 [総合]2021年8月8日23:25〜)の声の出演は 室井滋(むろいしげる)さん、旅人(食べ人)は 西村元貴(にしむらもとき)さんでした。
フランスの通貨は €(ユーロ)。1€=131.9円(2018年4月11日のレート)で計算しています。

2度目の旅アゲイン(15分リメイク版)/ 2度目の旅(30分版再放送)

15分の短縮リメイク版「2度目の旅アゲイン」が放送されます。
NHK BSP 2022年12月23日(金)23:00〜23:15「2度目の旅アゲイン パリ

2023年5月13日に 30分版 が再放送されます。
NHK BSP 2023年5月13日(土)16:30〜17:00「2度目のパリ 路線バス黄金ルート編

紹介されたお店の位置がわかる地図を最後に載せています。参考にどうぞ! パリMAP

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2度目のシリーズのパリ編は他に 2015年版パリジャンの流儀編 があります。

2度目のシリーズのフランス編には コートダジュール編プロヴァンス編 があります

2度目のパリ|パリで昼ごはん

Le Petit Josselin(ル・プティ・ジョスラン)/ クレープ屋さん / ガレット【パリ】

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Charles de Gaulle(シャルル・ド・ゴール)空港から市内行きのバスが到着するのは左岸のターミナル駅 Gare Montparnasse(モンパルナス駅)
モンパルナス駅はブルターニュ地方へのTGVが発着するため、近くにはブルターニュ発祥のガレット屋さんが並んでいる Rue du Montparnasse(モンパルナス通り、通称・ガレット通り)があります。道の両側に Crêperie(クレープリー)が10件以上も並んでいます。
Crêperie(クレープリー、クレープ屋さん)には Galette(ガレット)そば粉系のクレープ(食事系)と Crêpe(クレープ)小麦粉のクレープ(デザート系)の2種類のメニューあり。食事系ガレットを食べた後デザート系クレープを食べてもよいですね。

ガレット通りの中でも Le Petit Josselin(ル・プティ・ジョスラン)は人気店。同じくガレット通りの人気店 La Crêperie de Josselin(クレープリー・ド・ジョスラン)の姉妹店です。どちらも評判が良く、小さいお店のため混み合っています。クレジットカードが使えないのでキャッシュを用意して行ってください。

西村さんが食べたガレットは Maraîchère(マレシェール)。マレシェール(野菜屋風)という名前はホウレンソウが入っているからでしょうか。
ブルターニュ地方の塩の名産地、Guérande(ゲランド)の塩を加えたそば粉の生地にブルターニュ産の塩バターをたっぷり塗リ混み、チーズとホウレンソウを乗せ、さらに生地をもう一枚乗せ新鮮な生クリームを塗って折りたたむ。最後に目玉焼きとベーコンをトッピング。お皿からはみ出す大きさ。ボリュームたっぷりです。サクサク生地にとろとろ卵が美味しそう!
ブルターニュ名産のリンゴの発泡酒 Cidre(シードル)を一緒にいただくのがブルターニュ風。
ガレット(マレシェール)11.80€(1,556円)、ブルターニュ名産のシードル 4.90€(646円)です。

名前Le Petit Josselin(ル・プティ・ジョスラン)
住所59 Rue du Montparnasse, 75014 Paris
営業時間月〜土:12:00〜15:00, 19:00〜23:00
定休日日曜
アクセス電車・メトロ4.6.12.13号線・バス「Gare Montparnasse」駅から徒歩6分、メトロ6号線「Edgar Quinet」駅から徒歩1分、メトロ4号線「Vavin」駅から徒歩4分
地図パリMAP 1
名前La Crêperie de Josselin(クレープリー・ド・ジョスラン)
住所67 Rue du Montparnasse, 75014 Paris
営業時間水〜日:11:00〜23:00
定休日月曜・火曜
アクセス電車・メトロ4.6.12.13号線・バス「Gare Montparnasse」駅から徒歩6分、メトロ6号線「Edgar Quinet」駅から徒歩1分、メトロ4号線「Vavin」駅から徒歩4分
地図パリMAP 2

おすすめ人のトリコロル・パリ(荻野雅代さん+桜井道代さん)の著書。

2度目のパリ|パリで路線バスに乗る

パリの路線バス / 黄金ルート・96番バス【パリ】

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番組では 黄金ルートと呼ばれる 96番のバス に乗り Gere Montparnasse(モンパルナス駅)前のバスターミナルを起点に → Saint-Germain-des-Prés(サンジェルマン・デ・プレ)Île de la Cité(シテ島)Le Marais(マレ地区)へ。パリで人気の3大エリアを縦断するプランを紹介していました。

バスは地下鉄と同じチケット Ticket t+ で乗ることができます。バスの運転手から買うと 2.00€、事前に Ticket t+を買えば 1.90€とちょっとお得。
メトロの駅や街のキオスクで売っています。
わたしは10枚セットの Carnet Ticket t+(カルネ・ティケプリュス)を買うことが多いです。10枚で 14.90€、有効期限なし。
1日に何度も乗る予定であれば 1日フリーパス乗車券の Mobilis(モビリス)がおすすめ。Zone1-2で 7.50€ です。
suicaのような交通カード Navigo Decouverte(ナヴィゴ・デクーヴェルト)というのもありますが、使用期間が1週間または1ヶ月と決まっているので短期旅行者には利用しにくいです。

西村さんは駅の券売機でチケットの買い方がわからず、通りすがりの方に訊ねて教えてもらっていました。パリの人は一見そっけなく見えますが、道を訊ねたりするととても親切に教えてくれることが多いです。
ただし券売機前で訊ねてもいないのに向こうから寄ってくる人はスリや詐欺(使用済みのチケットとすり替える)の場合があるのでくれぐれも気をつけたいものです。

パリのバス停留所には充電用USBポートが完備されていて無料でスマートフォンを充電できます。ケーブルは持ち歩いておきたいところ。
バスは前から乗車して運転手の横の刻印機で乗車時刻を刻印します。
バスの前方の電光掲示板に次のバス停が表示されるのでチェック。降りるときは赤い降車ボタンを押すと止まってくれます。

パリのバスは約60路線。パリ交通公団(RATP)の乗り換え案内アプリをスマートフォンにインストールしておくと便利です。

名前Gere Montparnasse(モンパルナス駅)
住所17 Boulevard de Vaugirard, 75741 Paris
WEBhttps://www.ratp.fr
Instagram@ratp
アクセスシャルルドゴール空港からバスで約60分
地図パリMAP 3

2度目のパリ|パリで買う

Jean-Claude Martinez(ジーン・クロード・マルティネス)/ アンティーク版画【パリ】

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Saint-Germain-des-Prés(サンジェルマン・デ・プレ)付近で下車。Jardin du Luxembourg(リュクサンブール公園)近くの Jean-Claude Martinez(ジーン・クロード・マルティネス)は面白いものが手頃な値段で手に入るマニアックなお店。15世紀末から19世紀の古書から抜き取った版画の挿絵を販売しています。

痛みがひどくてバラバラになった古書から抜き取った美しい挿絵の数々。お気に入りを手に入れて額装して飾っても素敵。
1845年ごろのノートルダム大聖堂の版画が90.00€。もっとお手頃なものもあって16世紀の植物図鑑の花の版画は10.00€くらいです。16世紀のものは白黒の図版に一枚ずつ手作業で色付けしてあるのが特徴。はみ出しや塗りムラは味があります。
西村さんは 16世紀の植物図鑑の挿絵 10.00€(1,319円)をお買い上げしていました。

名前Jean-Claude Martinez(ジーン・クロード・マルティネス)
住所21 Rue Saint-Sulpice, 75006 Paris
WEBhttp://www.jean-claude-martinez.fr
営業時間月〜金:10:30〜12:30, 14:00〜19:00、土:10:30〜19:00
定休日日曜
アクセスバス96番「Michel Debre」停留所から徒歩6分、メトロ4.10号線「Odéon」から徒歩4分
地図パリMAP 4

2度目のパリ|パリで楽しむ

Sainte Chapelle(サント・シャペル教会)【パリ】

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Île de la Cité(シテ島)といえばゴシックを代表する建築 Cathédrale Notre-Dame(ノートルダム大聖堂)が有名。世界遺産になっている観光スポットなのでいつも長蛇の入場列ができています。
96番バスでサンジェルマン・デ・プレからシテ島方向へ行く場合は右側の座席に座るとセーヌ川越しにノートルダム大聖堂を見ることができておすすめ。

番組で紹介していた穴場の教会は Sainte Chapelle(サント・シャペル教会)。シテ島に渡って最初のバス停 Cité – Palais de Justice から徒歩1分。
ゴシック様式の礼拝堂に入ると見事なステンドグラスに目を奪われます。1248年完成したパリ最古のステンドグラスには聖書のエピソードが1113の場面で描かれているということです。バラ窓には黙示録が描かれています。
入場料 10.00€(1,319円)です。Conciergerie(コンシェルジュリー)とのコンビチケット 15.00€ もあり。コンシェルジュリー単体の入場料が 9.00€なので両方行くならコンビチケットがお得です。

名前Sainte Chapelle(サント・シャペル教会)
住所8 Boulevard du Palais, 75001 Paris
WEBhttp://www.sainte-chapelle.fr
Instagram@lecmn
営業時間1/2~3/31,10/1~12/31:9:00〜17:00、4/1~9/30:9:00〜19:00
定休日1/1・5/1・12/25
アクセスバス96番「Cité – Palais de Justice」停留所から徒歩1分、メトロ4号線「Cité」駅から徒歩1分
地図パリMAP 5

2度目のパリ|パリでお茶とお菓子

Jacques Genin(ジャック・ジュナン)/ ショコラティエ【パリ】

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旧市街に個性的なショップやカフェが立ち並ぶ Le Marais(マレ地区)流行に敏感なパリジェンヌ注目のエリア。路線バスが狭い道を走るのも楽しめます。
マレ地区はもともとユダヤ人が多く住んでいたエリアのため日曜日に開いているお店が多いのです。日曜にショッピングに行きたいときはマレ地区に行っています。
番組では特にお洒落な北マレのそこに行かないと食べられない絶品スイーツを紹介していました。

人気ショコラティエ Jacques Genin(ジャック・ジュナン)さんのお店 Jacques Genin(ジャック・ジュナン)。パリで人気のショコラトリーです。
ショップはもう1軒7区にもありますが、Salon de thé(サロン・ド・テ)があるのは北マレの Turenne店 だけ。サロン・ド・テとはスイーツと一緒にお茶(thé テ)を楽しむサロンのこと。Café(カフェ)はコーヒーやアルコールを飲むところと区別して使われますがサロン・ド・テにもエスプレッソやシャンパンを置いてあるところも多いように思います。

まるでギャラリーのようなお店のショーケースに輝くチョコレート。厳選したカカオを使ってその日の分だけつくっています。どれも美味しそう!
9個まとめて買うと素敵なアルミケースに入れてくれます。ボンボンショコラ・アソート(9個入り)11.00€(1,451円)。

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西村さんがサロン・ド・テでいただいたのは、注文が入ってから2階のアトリエでつくり始めるという Mille-feuille(ミルフィーユ)。注文が入ってから2回のアトリエでつくり始めるサクサクのパイ生地とマダガスカルバニラのクリームが重ねられています。
ミルフィーユ 9.00€(1,187円)です。
ジャスミンティー(ショコラ付き)7.50€(989円)です。

名前Jacques Genin(ジャック・ジュナン)Turenne店
住所133 Rue de Turenne, 75003 Paris
WEBhttp://jacquesgenin.fr
Instagram@jacquesgenin
営業時間火水木金日:11:00〜19:00、土:11:00〜19:30
定休日月曜
アクセスバス96番「Bretagne」停留所から徒歩4分、メトロ8号線「Filles du Calvaire」駅から徒歩5分、メトロ3.5.8.9.11号線「République」駅から徒歩5分
地図パリMAP 6
名前Jacques Genin(ジャック・ジュナン)Varenne店
住所27 Rue de Varenne, 75007 Paris
営業時間火〜土:10:30〜19:00
定休日日曜・月曜
アクセスメトロ12号線「Rue du Buc」駅から徒歩4分
地図パリMAP 7

2度目のパリ|パリのビオマルシェで買う

Marché Raspail(ラスパイユ市場)【パリ】

96番バスのルート沿いにある日曜日だけ開いている市場 Marché Raspail(ラスパイユ市場)
ここは Agriculture Biologique(有機農法)の生産者しか出店できない市場。パリに80以上ある市場の中で有機農法の限定の市場(ビオマルシェ)は2つしかないそうです。

ワインとチーズが大好物の西村さんは行列ができている Fromagerie(チーズ専門店)を発見。毎週通う常連さんがいるほど美味しいチーズのお店。
店主の Philippe Grégoire(フィリップ・グレゴワール)さんは非加熱の新鮮なミルクにこだわってチーズをつくっています。

1番人気のチーズは Chèvre Brebis(シェーヴル・ブルビ)。Chèvre(シェーヴル、ヤギ)と Brebis(ブルビ、羊)の乳をのハーフ&ハーフで使い18〜24ヶ月熟成させたオリジナルチーズ。
西村さんは6種類も試食して選んだのはシェーヴル・ブルビ。目分量で欲しい大きさに切ってもらいます。
シェーヴル・ブルビ(ヤギ乳&羊乳)460g 19.78€(2,609円)です。

フィリップ・グレゴワールさんのチーズ屋さんは土曜日はもう1つのビオマルシェ Marché biologique des Batignolles(バティニョール市場)に出店しています。こちらはラスパイユ市場よりも規模が小さいものの、ラスパイユ市場に出ているお店も多く出店しているようです。

名前Marché Raspail(ラスパイユ市場)
住所Boulevard Raspail, 75006 Paris
WEBhttp://equipement.paris.fr/marche-biologique-raspail-4515
営業時間日:9:00〜15:00
定休日月曜〜土曜
アクセスバス96番「Rennes」停留所から徒歩2分、メトロ12号線「Rennes」駅から徒歩1分、メトロ4号線「Saint-Placide」駅から徒歩4分
地図パリMAP 8
名前Le fromager Philippe Grégoire(フィリップ・グレゴワールさんのチーズ屋さん)
住所ラスパイユ市場内
WEBhttps://www.parisobiotiful.com/carnet/philippe-gregoire/

2度目のパリ|パリMAP

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2度目のシリーズの放送リストはこちらをどうぞ!

2021年3月放送 15分の短縮リメイク版「2度目の旅アゲイン」の放送日時まとめはこちらをどうぞ!

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