ここは行きたい!2度目のロンドン・ダーク&ファンタジーなおすすめスポット

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NHK BSプレミアムで放送している「2度目の旅」シリーズ。
ちょっと個性的で、ディープな穴場を巡る旅は毎回とても楽しそうで、わたしも行ってみたい!と思ってしまいます。
2018年4月から30分番組に生まれ変わって新登場。1日に凝縮した旅の行程になっています。
2度目のロンドン ダーク&ファンタジー編 ちょっとディープな海外旅行(初回放送:2018年5月17日 23:00〜23:30)の声の出演は 室井滋(むろいしげる)さん、旅人(食べ人)は 仲川希良(なかがわきら)さんでした。
イギリスの通貨は £(ポンド)。1£=150円(2018年3月のレート)で計算しています。

紹介されたお店の位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ! ロンドンMAP

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ロンドン・エレガンス編はこちらへ

2016年放送のロンドン編はこちらへ

2度目のロンドン|ロンドンで昼ごはん

Café in the Crypt(カフェ・イン・ザ・クリプト)/ 地下墓地カフェ【ロンドン】

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ロンドンの中心部 Trafalgar Square(トラファルガー広場)の近くの St Martin in the Fields Church(セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会)の地下にあるカフェ Café in the Crypt(カフェ・イン・ザ・クリプト)

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教会外部の「Crypt(地下室)」と書かれた円筒形のガラスの入り口が目印です。地下へ降りていくとボールト天井が素敵なカフェがあります。

一見普通のカフェですが、足元を見ると床一面に墓石が!実はこの場所は教会の地下墓地として使用されていたところ。遺体は移設されましたが墓石は貴重な歴史的遺産として残されています。
こうして展示することで多くの人にに興味を持ってもらい教会に足を運んでもらいたいとのこと。
前回の 2度目のロンドン・エレガンス編 でも教会内のカフェが紹介されていましたが、教会の広報も兼ねてカフェを運営するのがトレンドなのでしょうか。

希良さんが食べていたのは ミートパイと野菜の盛り合わせ 9.85£(1,493円)。ロンドン中心部は物価が高いので10ポンド以内で食べられるのはリーズナブルです。
こちらのカフェは料理にもこだわっていて食材はすべてイギリス産。柔らかいお肉のパイに八角入りグレービーソースがたっぷり。Parsnip(パースニップ)というニンジンに似た白い根菜が付け合わせ。とろとろに柔らかくて甘いのです。
朝はイングリッシュブレックファースト、午後はアフタヌーンティーもあり。

番組では紹介されませんでしたがセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会は Academy of St.Martin in the Fields(アカデミー室内管弦楽団)の本拠地としても有名。ほぼ毎日教会内で様々な演奏家によるクラシックコンサートが開かれています。
平日13:00〜13:45は教会内で無料のランチタイムコンサートがあるのでカフェランチの後に教会に行くのもおすすめ。夜の有料コンサートもあり。プログラムは オフィシャルWEBサイト で確認してください。
カフェでは毎週水曜日の20:00〜22:00が Jazz Nightとなっていてジャズのライブあり。毎週出演者が変わってチケットは3.50£〜15.00£くらい。オフィシャルWEBサイト で購入できます。

名前Café in the Crypt(カフェ・イン・ザ・クリプト)
住所Trafalgar Square, London WC2N 4JH
WEBhttps://www.stmartin-in-the-fields.org/visit/cafe-in-the-crypt/
Instagram@stmartininthefields
営業時間月火:8:00〜20:00、水:8:00〜22:30、木金:8:00〜21:00、土:9:00〜21:00、日:11:00〜18:00
定休日なし
アクセスTrafalgar Square(トラファルガー広場)から徒歩1分、地下鉄「Charing Cross(チャリング・クロス)」駅から徒歩1分
地図ロンドンMAP 1

2度目のロンドン|ロンドンで観る

Dennis Servers’ House(デニス・シーバーズ・ハウス)/ 18世紀の暮らしを再現した不思議な館【ロンドン】

アメリカ人のアーティスト Dennis Servers(デニス・シーバーズ)がつくりあげた不思議な館 Dennis Servers’ House(デニス・シーバーズ・ハウス)
最寄りのバス停は Primrose Street(プリムローズ・ストリート)。トラファルガー広場からバスで20分くらいのところです。家の前のガス灯が目印です。
ロンドンの交通カード・Oyster Card(オイスターカード)は地下鉄にもバスにも使えて1日のチャージ額が最高 6.80£(1,020円)まで。それ以上は何度乗ってもチャージされません。

アーティストのデニス・シーバーズ(1948〜1999)はイギリスの歴史に魅せられてこの300年前の建物を購入し、18世紀の暮らしを再現して住んでいました。シーバーズの死後に一般に公開されるようになったとのこと。
4階建ての建物の10部屋を細かく時代設定し1720年から1880年までを再現しています。
織物業を営む一族が暮らしているという架空の設定に基づいて部屋をデコレーション。エリザベス夫人の居間には手紙や飲みかけのカップが置いてあってまるで生活しているようです。飾られている陶器も当時流行していたものをアンテークで見つけ出し揃えているといった凝り様。

最上階の1840年の部屋は荒れ果ててちょっと不気味。織物産業が衰退してこの一族は没落してしまったという設定なのだそうです。
月曜12:00〜14:00、日曜12:00〜16:00は予約不要で見学でき、見学料(約45分)10.00£(1,500円)です。
夜のツアー は要予約で 15.00£(2,250円)。オフィシャルWEBサイト から予約できます。

名前Dennis Servers’ House(デニス・シーバーズ・ハウス)
住所18 Folgate St, London E1 6BX
WEBhttps://www.dennissevershouse.co.uk
Instagram@dennissevershouse
営業時間[昼(予約不要)]月:12:00〜14:00、日:12:00〜16:00 [夜のツアー(要予約)]月水金:17:00〜21:00
定休日火曜・木曜・土曜
アクセスバス「Primrose Street(プリムローズ・ストリート)」停留所から徒歩2分。地下鉄・電車「Liverpool Street(リヴァプール・ストリート)」駅から徒歩8分。
地図ロンドンMAP 2

2度目のロンドン|ロンドンで買う

Hoxton Street Monster Supplies(ホクストン・ストリート・モンスター・サプライズ)/ モンスター御用達の店【ロンドン】

ダークでファンタジーなお土産を買うならモンスター御用達の店 Hoxton Street Monster Supplies(ホクストン・ストリート・モンスター・サプライズ)がおすすめ。
デニス・シーバーズ・ハウスから Hoxton Street(ホクストン・ストリート)を北へ徒歩15分ほどのところにあります。

店内にはモンスターの生活必需品の数々がずらり。
モンスターが夜に狩に行くときに持っていくお菓子 Impacted Earwax(人間の耳垢)、実は Fudge(ファッジ、西洋キャンディー)です。
Thickest Human Snot(濃厚な鼻水)はレモンクリーム、Olde Fashoned Brain Jam(脳みそジャム)はラズベリージャム、などなど不思議な名前の商品ばかり。
番組では 人間の耳垢 1.50£(225円)、濃厚な鼻水 5.00£(750円)をお買い上げしていました。

店の奥には Ministry of Stories(ミニストリー・オブ・ストーリーズ)という子供達の創作活動を支援する非営利団体のための部屋があり、地域の子供達の作文教室などを開催しています。
モンスター・サプライズの売り上げの一部はミニストリー・オブ・ストーリーズの活動に使われています。

名前Hoxton Street Monster Supplies(ホクストン・ストリート・モンスター・サプライズ)
住所159 Hoxton St, Hoxton, London N1 6PJ
WEBhttps://www.monstersupplies.org
Instagram@monstersupplies
営業時間木金:13:00〜17:00、土:11:00〜17:00
定休日
アクセス電車「Hoxton(ホクストン)」駅から徒歩4分、バス「Hoxton Station Geffrye Museum (ホクストン・ストリート・ジェフリー・ミュージアム)」停留所から徒歩4分、地下鉄「Old Street(オールド・ストリート)」駅から徒歩12分
地図ロンドンMAP 3

2度目のロンドン|ロンドンで夜ごはん

Evans & Peel Detective Agency(エヴァンズ・アンド・ピール探偵事務所)/ 隠れ家レストラン【ロンドン】

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Earls Court(アールズコート)という住宅街にある Evans & Peel Detective Agency(エヴァンズ・アンド・ピール探偵事務所)は一見ちょっと古めかしい探偵事務所、実は隠れ家レストランなんです。
地下の事務所を訪ねると探偵がいて何の用かと聞かれます。希良さんが「Find my cat(猫を探して)」と頼むと、探す間にバーでお酒でもいかがですか?と隠し扉の本棚を教えてもらえます。

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本棚の扉を開けると奥には素敵なレストランが!

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おすすめはステーキ。イギリス産の牛肉を丸一日スパイスに漬けて6時間スモークしています。付け合わせはルートビアで煮込んだインゲン豆。パプリカ、ターメリック、コリアンダーなどのスパイスが効いたお味です。
牛肩ばら肉のテキサススタイル 18.00£(2,700円)です。
金属のトレイにカジュアルに盛り付けるのちょっと前からアメリカのヒップなお店で流行ってますけどイギリスでも流行ってきてますね。

名前Evans & Peel Detective Agency(エヴァンズ・アンド・ピール探偵事務所)
住所310c Earls Ct Rd, Kensington, London SW5 9BA
WEBhttp://www.evansandpeel.com
Instagram@evansandpeel
営業時間火〜土:17:00〜24:30
定休日日曜・月曜
アクセス地下鉄「Earl’s Court(アールズコート)」駅から徒歩4分
地図ロンドンMAP 4

2度目のロンドン|ロンドンで飲む

The Viaduct Tavern(ザ・ヴァイアダクト・タバーン)/ ゴーストが出るかも?老舗パブ【ロンドン】

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セントポール寺院の近く、1869年創業の老舗パブ The Viaduct Tavern(ザ・ヴァイアダクト・タバーン)はゴーストが出るという噂。
それというのもここには1188年から1902年まで悪名高い Newgate Prison(ニューゲート刑務所)があったいわくつきの場所。刑務所では残酷な拷問が行われ処刑で何千人も死んだそうです。

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1階の店内はいたって普通のパブ。こちらのお店はジンで有名で、おすすめされたのはロンドン・ハマースミスのクラフト蒸溜所シップスミス社の辛口のジン。
Sipsmith London Dry Gin(シップスミス・ロンドン・ドライジン)ソーダ割 7.00£(1,050円)。ライムと生姜入りですっきりヘルシー。

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お店の方に時間があれば昔は牢屋だったという地下を見せてもらえます。
番組を見ているだけでも気味の悪さが伝わる場所でした。絶対に一人では行きたくないですね…

名前The Viaduct Tavern(ザ・ヴァイアダクト・タバーン)
住所126 Newgate St, London EC1A 7AA
WEBhttp://www.viaducttavern.co.uk
営業時間月〜金:10:00〜23:00
定休日土曜・日曜
アクセス地下鉄「St. Paul’s(セント・ポールズ)」駅から徒歩4分
地図ロンドンMAP 5

2度目のロンドン|ロンドンMAP

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