世界はほしいモノにあふれてる「フィンランド・北欧食器」紹介リスト

NHK Gで放送している「世界はほしいモノにあふれてる(略称:せかほし)」シリーズ。
世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。目利きバイヤーに密着したドキュメンタリーにはほしいモノがたくさん、行きたい場所がいっぱい登場します。
世界はほしいモノにあふれてる フィンランド・お気に入りをGET! 北欧食器(初回放送:2018年8月30日)のMCは俳優の 三浦春馬 さん、歌手の JUJU さん。ナレーション(天の声)は 神尾晋一郎さん、バイヤーは scope(スコープ)の 平井千里馬 さんでした。
番組を参考に、自分で行くときのためにまとめてリストにしてみました。バイヤーのお店情報もあります。

紹介されたスポットの位置がわかる地図を最後に載せています。参考にとうぞ!
フィンランドMAP

世界はほしいモノにあふれてる スウェーデン・北欧ビンテージ家具 はこちらをどうぞ!

世界はほしいモノにあふれてる「スウェーデン・北欧ビンテージ家具」紹介リスト
NHK G「世界はほしいモノにあふれてる」シリーズの「スウェーデン・北欧ビンテージ家具」(2018年5月10日放送)のMAP付きまとめです。 世界を旅するトップバイヤーと素敵なモノ探し。ほしいモノ、行きたい場所が満載の番組はいつか自分自身で行く旅の参考になるはず。

バイヤー

番組では scope(スコープ)・社長(通称:シャチョウ)の 平井千里馬(ひらいちりま)さん(Instagram: @chirichirima)のフィンランドでの買い付け・デザイナーとの打ち合わせの旅を紹介していました。
今回の買い付けにはscopeのスタッフの他、写真家の 若木信吾 さん(Instagram: @shingowakagi)も同行されていたようです。

scope(スコープ)

北欧食器を中心としたオンラインショップ scope(スコープ)。デザイナーやメーカーと共同開発したオリジナル商品、名品の復刻版の展開に力を入れていて多くのファンを持つショップです。
平井さんは「シャチョウ」としてscopeのオンラインショップやInstagramに登場しているので顧客にはおなじみの人物。今回の番組では普段は覗くことのできない平井さんとデザイナーとの信頼関係が伝わってくる内容となっていて、ますますscopeファンが増える予感。

scope(スコープ)は実店舗はなくオンラインショップだけで営業しています。稀にイベントに出展されることもあります。
商品は北欧食器・雑貨が中心ですが和食器・雑貨の取り扱いも増えました。オリジナルタオルはなかなか良いのでおすすめです。

名前scope(スコープ)
住所名古屋市中川区供米田2-1202
電話0120-932-880
ONLINE-SHOPhttps://www.scope.ne.jp
scope楽天店https://www.rakuten.co.jp/scope/
Instagram@scope_japan
営業時間月〜金:9:00〜18:00
定休日土曜・日曜・祝日

Alvar Aalto(アルヴァ・アールト)の名作スツール・Stool 60のscope別注品。3本脚と4本脚があります。

Helsinki(ヘルシンキ)

はじめに紹介されていたのは Helsinki (ヘルシンキ)

NHKの旅番組「2度目のフィンランド」にもヒエタラハティ青空市場やハカニエミ市場・屋外スペースが登場。こちらの記事も参考にどうぞ!

ここは行きたい!2度目のフィンランドのおすすめスポット
NHK BSP「2度目の旅」シリーズの「2度目のフィンランド」(2017年8月1日放送)のMAP付きまとめです。 ちょっと個性的で、ディープな穴場を巡る旅。番組を参考にわたしの経験も加えて素敵な場所をMAP付きリストにしてみました。

Hietalahden Kirpputori(ヒエタラハティ青空市場)

港近くの広場では Hietalahden Kirpputori(ヒエタラハティ青空市場)というフィンランド最大級のフリーマーケットが開かれています。
洋服から雑貨まで広場一面に出店されていて、5月〜9月は毎日開催。シャチョウさんもほぼ毎年通っているとのこと。

レアものビンテージARABIA(現シリーズはiittala)TEEMA(ティーマ)Yellow カップ&ソーサー を発見したものの一足先に買われてしまい残念。
TEEMAのイエローは復刻したいけど釉薬の問題でつくれないそうです。ちょっと淡くて明るくて可愛い黄色ですよね!

ここでちょっとややこしいのが ARABIA(アラビア)iittala(イッタラ)。もともとは別々の会社でしたが買収などのあれこれで現在は系列会社となっています。
定番中の定番 TEEMA(ティーマ)ブランドは元々はARABIA社が生産していましたが、買収されブランド再編された際に ARABIA から iittala に移されました。
というわけでビンテージのTEEMAの下面のバックスタンプにはARABIA刻印が入っていたりします。

シャチョウさんは蚤の市を掘っていましたが、scopeはビンテージ品の販売はしていません。
新商品や復刻版の参考資料としてビンテージ雑貨を集めているそうです。
そしてふとっぱらなことにscopeの OMK(オーエムケー、おまけ)システム にビンテージ雑貨が追加されることもあります。

名前Hietalahden Kirpputori(ヒエタラハティ青空市場)
住所Lönnrotinkatu 34, 00120 Helsinki
WEBhttps://www.hietsunkirppis.fi
営業時間8:00~15:00
定休日5月〜9月は無休
アクセストラム4・6・6T「Hietalahdentori」停留所すぐ
地図フィンランドMAP 1

定番中の定番、Teema(ティーマ)のマグとプレート。日常使いのシンプルで良いもの。

Bisarri(ビサーリ)

シャチョウさんの行きつけのビンテージ食器店 Bisarri(ビサーリ)
オーナーの Marjo Erkko(マルヨ・エルッコ)さんはフィンランドデザインの歴史にも詳しい有名コレクターでシャチョウさんのビンテージ探しの先生。

おすすめと出してきてくれたのはガラスと木の組み合わせが素敵な1950年代始めの一品。すごくモダンです。
最近シャチョウさんも木や籐を使ったものをガラスと一緒にセットするのが気にいっているとのこと。グラスとピッチャーをバスケットに組み合わせたものなどを物色していました。

名前Bisarri(ビサーリ)
住所Tarkk’ampujankatu 5, 00150 Helsinki
WEBhttp://www.bisarri.fi
営業時間月〜木:12:00〜17:30、土:12:00〜15:00
定休日金曜・日曜
アクセストラム10・10H「Skarpskyttegatan」停留所から徒歩1分
地図フィンランドMAP 2

Kaj Frank(カイ・フランク)の名作、Kartio(カルティオ)のscope別注色。深く温かいカラーが落ち着きます。

ARABIA(アラビア)

北欧食器を代表する老舗ブランド ARABIA(アラビア)。1873年の創業以来数多くの名作食器を送り出してきました。
現在は iittala(イッタラ)と同じ系列会社です。

シャチョウさんはヘルシンキのアラビア社内にあるアート工房を訪れていました。
実はこの場所は1873年の創業から2016年3月までアラビア工場だった由緒あるファクトリー。2016年3月から完全に海外生産に切り替わってしまったため今は工場としては使われていません。
現在は一部をデザインセンターとして一般にも開放しています。デザインセンター内のショップでアラビア製品を購入できます。
工場だったときにはファクトリーアウトレットのショップも併設されていましたが、現在はアウトレット品の取り扱いはありません。時期によってはセールはあるようです。

こちらの社屋内には ARABIA Art Department(アラビア・アート・デパートメント)という、アラビアのアート部門があります。1932年に始まったアラビアのアート部門はインハウスアーティストとして社内にアーティストを擁していました。スタジオを選ばれたアーティストに開放し、アーティストは自由に創作活動できるのです。
このあたりの歴史は2018年9月6日まで目黒区美術館で開催されていた「フィンランド陶芸 – 芸術家たちのユートピア」展でも紹介されていたのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Paratiisi(パラティッシ)シリーズを生み出した世界的なアーティスト Birger Kaipiainen(ビルガー・カイピアイネン)もこの工房に所属していて、カイピアイネン自ら絵付けした皿が保存されています。

2003年には ARABIA Art Department(アラビア・アート・デパートメント協会)(Instagram: @art_department_finland)という独立した組織になりました。
アラビア・アート・デパートメント協会はデザインセンターの9階、ミュージアムと同じフロアにあります。作品も見学できるようです。

シャチョウさんが訪れたのはアラビア・アート・デパートメントの Heini Riitahuhta(ヘイニ・リータフフタ)さん(Instagram: @heiniriitahuhta)の工房。
ヘイニさんは アラビアの Runo(ルノ)シリーズでもおなじみのアーティスト。シャチョウさんとは10年の親交があります。

シャチョウさんは scopeのクリスマス向けの新商品の打ち合わせのためにヘイニさんに会いに来たのです。
木の上に白い雪の結晶をかぶせたグラフィックが可愛らしい食器のシリーズ。クリスマス向けにテーブルのセンターに置けるような大きなお皿を企画されているようです。
クリスマス前にはscopeで販売されるのでしょうか。楽しみです。

ヘイニさんに初めて会った時、シャチョウさんは「これは仕事だけど楽しくなきゃいけない」と言ったそうです。
その言葉をヘイニさんは覚えていて今でも思い出すのだとか。二人の厚い信頼関係が伺えました。

名前ARABIA(アラビア)
住所Hämeentie 135, 00560 Helsinki
WEBhttp://www.arabia.fi
Instagram@arabiaofficial
営業時間[デザインセンター内ショップ]火〜金:10:00〜20:00、土日:10:00〜16:00
定休日月曜・祝日
アクセストラム6・6H・6T・8・8H「Arabianranta」停留所前
地図フィンランドMAP 3

Birger Kaipiainen(ビルガー・カイピアイネン)のParatiisi(パラティッシ)シリーズ。大ぶりのオーバルプレートがあるだけでテーブルが華やぎます。

Hanna Jämsä(ハンナ・ヤムサ)さん宅のホームパーティ

シャチョウさんは親友 Hanna Jämsä(ハンナ・ヤムサ)さん宅でのホームパーティへ。ハンナさんはフィンランド屈指のビンテージコレクター。
フィンランドの暮らしの中から新商品開発のヒントを探すのもシャチョウさんの目的のひとつです。

この日の料理のテーマは「フィンランド風のお弁当箱」。料理と皿の色合わせも考え抜かれていて素敵なテーブルコーディネート。
何種類ものディップが美味しそう!

準備中のキッチンも写真に撮るシャチョウさん。食器は使うから意味がある。暮らしの中のなにげない素敵さに魅力を感じたそうです。
あんまり綺麗な写真を見ても遠すぎて自分で「こうしたい」と思えない、いいものが揃っているとちょっとグチャグチャでも素敵に見えるのかもしれないとおっしゃっていました。
たしかに切ったばかりのレモンが置かれているだけでもサマになってしまう、素敵な毎日の生活を感じさせるキッチンでした。

実はハンナさんは My Suomi(マイ・スオミ)という旅行会社の社長さん。
マイ・スオミは日本語によるサービスを提供していて、フィンランドのデザイン、アート、ライフスタイルに関するツアーを催行しています。
フィンランド語ができなくても現地のガイドさんが日本語で案内してくれます。
クッキングツアーもあり、フィンランドの家庭にお邪魔して料理と食事を楽しめるそうです。リクエストすればハンナさん宅で料理体験できるかも。
詳細は オフィシャルWEBサイト でご確認ください。

名前My Suomi(マイ・スオミ)
住所Köydenpunojankatu 4, 00180 Helsinki
WEBhttps://www.mysuomi.fi
Instagram@mysuomi
営業時間月〜金:9:00〜16:00
定休日土曜・日曜・祝日
アクセストラム6・6H・6T「Hietalahti」停留所から徒歩3分
地図フィンランドMAP 4

Hakaniemen Tori(ハカニエミ市場・屋外スペース)のコーヒーショップ

Hakaniemen Tori(ハカニエミ市場・屋外スペース)にあるシャチョウさん行きつけのコーヒーショップ。店名はわかりませんがコーヒーカップの看板が目印です。
2度目のフィンランド で紹介されたヤカンの看板が有名な Kahvisiskot(カハヴィシスコット)も近くにあります。

コーヒーショップ店主の Satu Kosonen(サトゥ・コソネン)さんから「Paksu Poika(パクスポイカ)」と呼ばれるシャチョウさん。
直訳するとPaksuは「厚い」、Poikaは「少年」。「パクスポイカ」で「太ったやつ」という意味なのだそうです。

お店の名物は菓子パン。
Munkkipossu(モンキポッス)というのは possu(ポッス、豚)の形のドーナツ。Munkki(モンキ)はフィンランド語でお坊さんという意味ですが、なぜだかドーナツのことも Munkki(モンキ)と呼んでいます。

シャチョウさんは以前はフィンランド代表するガラスデザイナー Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)さんと一緒にこのお店に通っていたそうです。オイバさんはシャチョウさんが来る時「パクスポイカが来るからね」と言って連れてきていたのですが、現在は87歳、車椅子の生活。
何度となく通ううちにオイバさんの信頼を得たシャチョウさんは「バード」シリーズの新作の仕上げチェックを任されるまでになっていました。

名前Hakaniemen Tori(ハカニエミ市場・屋外スペース)
住所Hämeentie 1, 00530 Helsinki
WEBhttps://www.hel.fi/helsinki/
営業時間月〜土:6:30〜15:00、第1日:9:00~16:00
定休日第2〜5日曜
アクセス地下鉄「Hakaniemen」駅すぐ、トラム「Hakaniemi」停留所すぐ
地図フィンランドMAP 5

石本藤雄さんの自宅

最後に登場したのは元・marimekko(マリメッコ)デザイナーの 石本藤雄(いしもとふじお)さん。2006年にマリメッコを定年退職し、ヘルシンキでテキスタイルデザイナー、そして陶芸家としても活躍しています。
石本さんはヘイニ・リータフフタさんがいるアラビア・アート・デパートメントに所属していてアラビア社内にスタジオがあるはずですが、訪問したのはご自宅のようでした。

シャチョウさんは石本さんと新たな商品を開発中。「うにゃー柄」って呼んでいましたね。完成が楽しみです!

石本藤雄さんのmarimekko在籍時の代表作、Puketti(プケッティ)。可愛い!

Hämeenlinna(ハメーンリンナ)

Iittalan Lasitehdas(イッタラ・ガラス工場)

ヘルシンキから北に120kmほど行った Hämeenlinna(ハメーンリンナ市)の iittala(イッタラ)。ここが有名ブランド iittala(イッタラ)の本拠地。数々の名作を生み出してきたiittala のガラス工場があります。
ガラス工場は一般客でも見学できるそうです。行ってみたいですね。
近くには iittala美術館、iittalaアウトレットショップもあります。ますます行ってみたいですね。

シャチョウさんの目的はフィンランド代表するガラスデザイナー Oiva Toikka(オイバ・トイッカ)さんの新商品の試作。直接工場に来られないオイバさんの代わりに仕上げを任されていました。
つくろうとしているのは1973年から発表し続けている「Bird(バード)」シリーズの新作。
熟練のガラス職人さんに意向を伝えますが、職人さんにも長年の経験からのプライドがありなかなかシャチョウさんの思った形になりません。
数時間かかってなんとか完成した青い鳥。仕上がりはオイバさんにも満足してもらえたようです。
「アノーバード」という名前は日本人が「あの〜」と言うからなんですって。発売はいつになるのでしょうね!

名前Iittalan Lasitehdas(イッタラ・ガラス工場)
住所Tehtaantie 3, 14500 Tavastehus
WEBhttp://www.iittalalasimaki.fi/lasimaen-toimijat/iittalan-lasitehdas
Instagram@iittala
営業時間月〜金:9:00〜20:00
定休日土曜・日曜・祝、夏季休暇(6月下旬〜8月下旬)
アクセスヘルシンキ中央駅からフィンランド鉄道(VR)で「Iittala」駅まで約1時間30分、「Iittala」駅から徒歩5分
地図フィンランドMAP 6

オイバ・トイッカさんのバードシリーズの中でも最も初期の作品 Sieppo(シエッポ)。シンプルなのに味があって可愛い小鳥です。

オイバ・トイッカさんのバードシリーズ、Little Tern(リトルターン)はscope別注色のアメジストが素敵。

フィンランドMAP

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NHK「世界はほしいモノにあふれてる」シリーズの放送日時まとめ【随時更新】
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